おはこんにちは。
どうも僕です。
ガンダムを見ていると、
アムロは急加速し、
急停止し、
縦横無尽に戦場を駆け回ります。
シャア専用ザクも、
「通常の三倍のスピード」
と言われるほどの機動力を見せました。
子どもの頃は、
「すごい!」
それだけでした。
しかし、大人になって思います。
「人間って、本当に耐えられるの?」
今回は、
モビルスーツの"速さ"ではなく、
その速さが人体へ与える影響について考えてみたいと思います。
それではいってみましょう。
■速いだけでは兵器にならない
兵器は、
速ければ強い。
そんな単純な話ではありません。
大切なのは、
人が操縦できるか。
どれだけ高性能な機体でも、
パイロットが気絶してしまえば意味がありません。
■人体最大の敵は「G」
私たちがジェットコースターで体が押し付けられる感覚。
あれが"G"です。
戦闘機のパイロットは、
特殊な装備を着用しても、
9G前後が限界と言われています。
それ以上になると、
脳へ血液が届かなくなり、
意識を失う危険があります。
つまり、
ガンダムのような急加速や急停止を繰り返せば、
現実ならパイロットは非常に危険な状態になるでしょう。
■モビルスーツは18メートル級
さらに問題があります。
モビルスーツは約18メートル。
人間とは比較にならないほど巨大です。
巨大な機体が一気に方向転換すれば、
機体には莫大な慣性が働きます。
そして、
その力はコックピットのパイロットにも伝わります。
つまり、
機体が速いほど、
人間には大きな負荷がかかるのです。
■だからコックピットは胸にある
以前、
私はコックピット配置について考察しました。
胸部は、
機体の重心に近く、
最もGの影響を抑えやすい場所です。
これは偶然ではなく、
人を守るための設計思想だったのかもしれません。
■ニュータイプだから耐えられた?
ここからは私の考察です。
アムロやシャアは、
普通のパイロットではありません。
特にニュータイプは、
敵の動きを予測し、
機体を無駄なく操作します。
つまり、
急激な姿勢変化を減らし、
必要最小限の操作で戦っていた可能性があります。
速いから強いのではなく、
無駄な加速をしないから強かった。
そんな見方もできるのではないでしょうか。
■もし現実なら必要になる技術
もし本当にモビルスーツを作るなら、
必要なのは高出力エンジンだけではありません。
-
Gを吸収するシート
-
衝撃を打ち消すサスペンション
-
AIによる加速度制御
-
人体を守る姿勢制御
こうした技術がなければ、
兵器として成立しないでしょう。
実は、
未来の課題は機体よりも、
人間を守る技術なのかもしれません。
■まとめ
モビルスーツの速さは、
機体だけで決まるものではありません。
パイロット。
G。
慣性。
コックピット。
制御システム。
そのすべてが揃って、
初めて"速い兵器"になります。
だから私は、
ガンダムの本当の技術革新は、
ジェネレーターでも装甲でもなく、
人間が乗ったまま戦える制御技術だったのではないかと思っています。
■しめ
子どもの頃は、
速く動くガンダムに憧れていました。
でも大人になって見返すと、
本当にすごいのは、
あのスピードに耐えながら、
冷静に戦っていたパイロットたちなのかもしれません。
未来の兵器は、
性能だけでは完成しません。
人間を守る技術があってこそ、
初めて最強の兵器になる。
ガンダムは、
そんなことまで考えさせてくれる作品なのだと思っています。
今日はここまで。
それでは、また別のお話で。