おはこんにちは。
どうも僕です。
ザクと聞いて、
真っ先に思い浮かぶもの。
モノアイ。
ザクマシンガン。
そして、
右肩のスパイクアーマー。
子どもの頃は、
「悪そうだから。」
「ジオンっぽいデザインだから。」
そんな理由で付いているのだと思っていました。
でも大人になって見返すと、
あのスパイクには、
ちゃんと軍事的な意味があったように思えてきます。
今回は、
・なぜスパイクアーマーが必要だったのか
・ザクの設計思想
・現実の兵器との共通点
この視点から考察していきたいと思います。
それではいってみましょう。
■スパイクは「飾り」ではない
ザクの右肩に装備されたスパイクアーマー。
一見すると、
敵を威嚇するためのデザインにも見えます。
しかし、
巨大な18メートル級の兵器であることを考えると、
わざわざ重量を増やしてまで装備する以上、
何らかの実用的な理由があったはずです。
私は、
格闘戦を想定した装備だったと考えています。
■タックルの威力を高める
モビルスーツ同士の距離が詰まれば、
ライフルよりも格闘戦になります。
その時、
肩から体当たりを仕掛ければ、
スパイクは接触面積を小さくし、
衝撃を一点へ集中できます。
これは、
ハンマーの先端やアイスピックと同じ考え方です。
つまり、
ただぶつかるだけではなく、
装甲へ効率よくダメージを与えるための構造だったのではないでしょうか。
■シールドを持たない肩だからこその工夫
ザクは左腕にシールドを装備しています。
では右側はどうでしょう。
右腕はザクマシンガンやバズーカを持つため、
大型の防御装備を付けることはできません。
そこで肩そのものを強化し、
防御と攻撃を兼ねる構造にした。
そう考えると、
左右で役割を分担した非常に合理的な設計にも見えてきます。
■心理的な威圧効果もあった
兵器は性能だけではありません。
見た目も戦力になります。
巨大なモノアイ。
無骨な装甲。
そして鋭いスパイク。
敵から見れば、
「近づきたくない。」
そう感じるだけでも十分な効果があります。
現実でも、
戦車や戦闘機のデザインには心理的な威圧感が意識されることがあります。
ザクもまた、
ジオン軍の象徴として、その役割を果たしていたのかもしれません。
■現実の軍事にも似た考え方がある
昔の戦車には、
敵歩兵がよじ登るのを防ぐための形状や装備が工夫されていました。
また、
軍用車両や艦艇でも、
装甲の形状そのものが攻防を左右します。
つまり、
装備は「武器」だけではありません。
機体全体が武器になり得る。
ザクのスパイクアーマーも、
その発想に近かったのでしょう。
■デザインとしても完成されている
ここは少しデザインの話です。
もしザクの肩が左右とも同じ形だったら、
どうでしょう。
どこか物足りない印象になると思います。
スパイクアーマーは、
ザクに一目で分かるシルエットを与えました。
機能だけでなく、
兵器としての個性まで作り上げた。
だから40年以上経った今でも、
私たちはシルエットだけで「ザクだ」と分かるのです。
■まとめ
ザクのスパイクアーマーは、
・格闘戦での攻撃力向上。
・肩部装甲の強化。
・左右の役割分担。
・敵への威圧効果。
・ザクを象徴するデザイン。
そのすべてを兼ね備えた装備だったのでしょう。
単なる飾りではありません。
ジオン軍の思想そのものを表現した装備だったのだと思います。
■しめ
子どもの頃は、
「ザクは悪役だからトゲが付いている。」
そんなふうに思っていました。
でも大人になって見返すと、
その一本一本にも意味があるように感じます。
機能を持たせながら、
兵器としての存在感も生み出す。
それがザクというモビルスーツの魅力であり、
40年以上愛され続ける理由なのかもしれません。
今日はここまで。
それでは、また別のお話で。