おはこんにちは。
どうも僕です。
ガンダムには、
ビームライフルがあります。
ビームサーベルがあります。
バズーカもあります。
それなのに、
ほとんどのガンダムタイプには、
必ずと言っていいほど装備されている武器があります。
それが、
頭部バルカン。
子どもの頃は、
「こんなのでモビルスーツを倒せるの?」
そう思っていました。
ビームライフルの陰に隠れ、
あまり目立たない武装。
しかし、大人になって見返すと、
私はむしろ、
最も実戦的で使用頻度の高い武器だったのではないか。
そう考えるようになりました。
今回は、
・頭部バルカンの役割
・なぜ標準装備だったのか
・現実の兵器との共通点
この視点から考察していきたいと思います。
それではいってみましょう。
■バルカンはモビルスーツを倒す武器ではない
まず最初に知っておきたいのは、
頭部バルカンは、
基本的にモビルスーツを撃破するための兵器ではありません。
口径は比較的小さく、
装甲を正面から撃ち抜く威力は期待できません。
だからこそ、
ビームライフルとは役割が違います。
■牽制という重要な役割
戦場では、
相手を撃破するだけが目的ではありません。
顔を上げられないようにする。
動きを止める。
照準を狂わせる。
こうした「牽制」も重要です。
頭部バルカンは、
武器を持ち替えることなく、
瞬時に発射できます。
つまり、
戦闘のテンポを止めない。
これは非常に大きなメリットでした。
■ミサイル迎撃にも有効だった
ガンダムシリーズでは、
敵のミサイルや小型兵器を迎撃する場面も多く描かれます。
ここで活躍するのが、
頭部バルカンです。
ビームライフルではオーバースペック。
バズーカでは間に合わない。
そんな状況で、
素早く連射できるバルカンは非常に有効でした。
現代の戦闘機や艦艇にも、
近距離防御用の機関砲が搭載されていることを考えると、
ガンダムの設定は意外なほど現実的です。
■対人・対軽装甲兵器としての価値
モビルスーツだけが敵ではありません。
歩兵。
装甲車。
対空砲。
補給車両。
こうした目標に対しては、
ビームライフルを使うまでもありません。
必要十分な火力で素早く制圧できる。
これも頭部バルカンが重宝された理由でしょう。
■頭部だから意味がある
ここも面白いポイントです。
なぜ腕ではなく、
頭なのでしょうか。
理由は、
視線と照準が一致するからです。
見た方向へ、
そのまま撃てる。
武器を構える必要もない。
片手が塞がっていても撃てる。
盾を構えながらでも撃てる。
つまり、
最も反応速度の高い武装だったのです。
■現実の兵器にも似た考え方がある
現代の戦闘機には、
機関砲が標準装備されています。
ミサイルの時代になっても、
完全にはなくなりませんでした。
理由は同じです。
近距離。
牽制。
緊急時。
確実性。
新しい兵器が登場しても、
古い兵器が消えるとは限りません。
以前考察した「実弾兵器がなくならなかった理由」とも共通しています。
■まとめ
頭部バルカンが採用され続けた理由は、
・牽制射撃ができる。
・ミサイル迎撃に使える。
・歩兵や軽装甲目標に有効。
・武器を持ち替えず発射できる。
・視線と照準が一致し、反応速度が高い。
つまり、
派手さはありませんが、
戦場で最も出番の多い武装の一つだったのでしょう。
■おすすめガンプラ
頭部バルカンの造形やディテールを楽しみたい方には、こちらのキットがおすすめです。
- HGUC 1/144 RX-78-2 ガンダム
ガンダムの頭部デザインをじっくり観察できる定番キット。 - RG 1/144 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0
精密な色分けとディテールで、頭部バルカン周辺の造形も見応えがあります。 - MG 1/100 νガンダム Ver.Ka
バルカンを含めた頭部構造や情報量が非常に豊富で、大人のガンプラとしても人気です。
■しめ
子どもの頃は、
「ビームライフルの方が強い。」
だから、
頭部バルカンはおまけの武器だと思っていました。
でも大人になって見返すと、
戦場では「強い武器」よりも、「すぐに使える武器」が命を救う場面があります。
だから私は、頭部バルカンは派手な主役ではありませんが、
ガンダムという兵器を、本当の意味で完成させている名脇役なのだと思っています。
今日はここまで。
それでは、また別のお話で。