おはこんにちは。

どうも僕です。

今日は、

ジオン軍が生み出した、

最も美しいモビルスーツの一つ。


ギャン


について。

子供の頃は、

正直よく分からなかった。

ザクみたいな軍人っぽさもない。

ゲルググみたいな強そうな感じもない。

でも、

大人になって改めて見ると、

妙に格好良い。

そして、

妙にロマンがある。

今回は、

なぜギャンという機体が生まれたのか。

なぜ量産機候補だったのか。

そして、

なぜ最終的にゲルググへ敗れたのかを考察してみたい。

それではいってみましょう。


■ギャンとは何者か

ギャンは、

MS-15。

一年戦争末期に開発された試作モビルスーツである。

開発したのは、


ツィマッド社


ドムを開発した企業として有名だ。

ジオニック社がザクを作ったのに対し、

ツィマッド社はライバル企業。

つまり、

ジオン内部でも技術競争があったのである。


■見た目が異質

まず目を引くのが、

その姿。


盾が大きい。


剣を持っている。


騎士みたい。


なのである。


■モビルスーツなのに騎士

面白い。

宇宙戦争なのに騎士。

ビーム兵器の時代なのに剣。

冷静に考えると、

かなり変わっている。


■しかし理由がある

ここで以前の記事にも登場した。


ミノフスキー粒子。


である。


■遠距離戦が難しい世界

宇宙世紀では、

ミノフスキー粒子の影響で

長距離索敵が難しい。

つまり、

戦闘距離が縮まる。


近付く。

見つける。

戦う。


になる。


■接近戦重視の発想

ツィマッド社は考えた。

どうせ近付くなら、

近接戦闘に特化した方が強いのではないか。

その答えが、

ギャンだった。


■実は盾が凄い

ギャンといえば盾。

しかし、

ただの盾ではない。


ミサイル。

機雷。

各種兵装。


が内蔵されている。

つまり、

攻撃装置なのである。


■防御と攻撃を両立

ここが面白い。

普通なら、

盾は守るもの。

しかしギャンは違う。


守りながら攻撃する。


のである。


■フェンシングの発想

ギャンの戦い方は、

騎士というよりフェンサーに近い。

右手のビームサーベル。

左手の大型シールド。

まるで西洋剣術。


■工学的には合理的

実は結構合理的。

ビームライフルにはエネルギーが必要。

弾薬も必要。

しかしサーベル中心なら、

装備を軽量化できる。


■なぜゲルググに負けたのか

ここが最大の疑問。

ギャンは量産機候補だった。

しかし採用されたのは、


ゲルググ。


である。


■理由は汎用性

戦争では、

最強の兵器が勝つとは限らない。


使いやすい兵器が勝つ。


のである。


ギャンは強い。

しかし、

接近戦前提。

パイロットを選ぶ。

扱いが難しい。


■ゲルググは万能だった

ライフル。

サーベル。

高性能。

高機動。

誰でも使いやすい。

つまり軍隊向き。


ギャンはエース向き。


だったのである。


■マ・クベらしい機体

ギャンといえば、

やはり

マ・クベ

である。

美意識。

こだわり。

プライド。

その全てが機体に出ている。


■子供の頃と今

子供の頃は、

ゲルググの方が好きだった。

強そうだから。

でも今見ると、

ギャンの方が印象に残る。


尖っている。


のである。


■おすすめガンプラ

HGUC ギャン

シンプルながら非常に完成度が高い。

盾とサーベルの存在感が抜群。

公式サイト

HGUC ギャン(バンダイホビーサイト)


HGUC ギャン(REVIVE版)

可動性能が高く、

フェンシングポーズが非常に映える。

ギャンの魅力を味わうならおすすめ。


MG ギャン

大型スケールで見ると、

騎士らしいシルエットが際立つ。

公式サイト

MG ギャン(バンダイホビーサイト)


■まとめ

ギャンは、

単なる変わり種ではない。

👉 ミノフスキー粒子時代の近接戦思想

👉 防御と攻撃を両立したシールド

👉 エース向けの高性能設計

👉 ツィマッド社の挑戦

が詰まった機体だった。


■しめ

今回調べていて思った。

兵器開発の歴史を見ると、

必ずこういう機体が現れる。

性能は高い。

思想も面白い。

しかし、

少し尖りすぎている。

だから主流にはなれない。

ギャンもそんな存在だった。

でも不思議なことに、

量産された機体より、

こういう機体の方が記憶に残る。

完璧だからではない。

少し不器用だから。

少し癖があるから。

そして、

作り手の理想が見えるから。

ギャンを見ていると、

兵器というより、

技術者達の夢を形にした作品のようにも見える。

だから今でも、

多くのファンに愛され続けているのかもしれない。

今日はここまで。

それでは、また別のお話で。