おはこんにちは。

どうも僕です。
今日は、ガンプラを作る人なら誰もが一度は悩むであろう、**「余剰パーツ」**について書いていきたいと思います。

それでは、行ってみましょう。


■ 余剰パーツは昔からあったのか?

ふと思い出す。
昔のガンプラには、余剰パーツはほとんど無かった。

ランナー数も少なく、
金型成形技術も今ほど高くはない時代。

どちらかと言えば、
職人の手作業による調整が前提のキットだった印象がある。

だからこそ、

「必要なものだけが入っている」

そんな潔さがあった。


■ 技術進化が生んだ“贅沢な副産物”

しかし現在は違う。

金型技術は飛躍的に向上し、
さらには金型の流用によって、同一ランナーを複数のキットで共有することも珍しくない。

結果として生まれるのが──
余剰パーツである。

しかもこれがまた、しっかり作られている。

眺めていると、こう思ってしまう。

「これだけで一体組めるんじゃないか?」

だが説明書を見ると、無情にも付けられた ×印。

使用しません。
切り出し不要です。

……なのに、なぜか切り出してしまう。

これはもう、モデラーの本能だと思う。


■ 壊れたら終わりだった時代

昔はパーツが破損すると大事件だった。

代わりがない。
逃げ道もない。

だから説明書の後ろには、必ずと言っていいほど
パーツ発注書が付いていた。

部品番号を書き、メーカーへ注文する。

あの紙を見るだけで、
「絶対に折ってはいけない」
という緊張感があった。

最近では、この発注書を見る機会もずいぶん減った気がする。
時代の変化を感じる瞬間だ。


■ 捨てない理由は、未来にある

話を戻そう。

切り出した余剰パーツは結局使わない。
それでも箱に戻し、そっと保管する。

なぜか。

理由はただ一つ。

いつか来る“その時”のため。

そう──
ミキシング。
改造。

頭の中では常に、
まだ見ぬオリジナル機体が構想されている。

だが現実はどうだろう。

機体を作れば作るほど、
余剰パーツだけで箱が埋まっていく。

気づけばそれはもう、

パーツではなく資産。

いや、もはや負債かもしれない。

いつか整理しなければと思いながら、
今日もそっと箱を閉じるのである。

たぶん──
また増えるのに。


余剰パーツとは、
技術進化の証であり、
モデラーの可能性そのものでもある。

使わないと分かっていても捨てられないのは、
そこに「未来」が詰まっているからだ。

ガンプラは、完成させる楽しみだけではない。
まだ形になっていない可能性を持ち続けることもまた、楽しみなのだと思う。

今日はここまで。
それでは、また別のお話で。