おはこんにちは、どうも僕です。

 

ガンプラを作っていると、ふと手が止まる瞬間がある。
それは外装ではなく、“中身”を見ているときだ。

ムーバブルフレーム、コアブロックシステム——。
普段は装甲に覆われて見えないはずの内部構造なのに、そこには驚くほどの説得力がある。

今日は、そんな「ガンダムの内部構造」について、少しだけ語ってみたい。


■ そもそもガンダムは現実に作れるのか?

もし本当にガンダムを現実で作ろうとした場合、最大の問題は重量だろう。

物体の大きさを2倍にすると、重さは単純に2倍では済まない。
体積は三乗で増えるからだ。

例えば——
1辺1cmの立方体を、縦・横・高さすべて2倍にすると、

2 × 2 × 2 = 8倍の体積になる。

つまり巨大になればなるほど、下半身にはとてつもない負荷がかかる。
理屈だけでいえば、足に向かうほど太く、どっしりした形状になるはずだ。

極端に言えば、あの**ズサ(Zssa)**のような重厚なフォルムこそ、巨大兵器としては理想に近いのかもしれない。

それでもガンダムは“人型”をしている。
ここにロマンがある。


■ 現実感を生む内部構造という発明

そんな物理的な課題を抱えながらも、ガンダム世界はそれを設定の力で乗り越えてきた。

ムーバブルフレームはその代表例だ。
装甲とは独立した骨格を持たせることで、柔軟で躍動的な可動を可能にした革命的な発想。

さらにコアブロックシステム
戦闘機がそのまま操縦席兼脱出装置になるという合理性は、軍事的リアリティすら感じさせる。

「巨大ロボットは非現実的」——
そんな常識に対して、ガンダムはこう言っている気がする。

“なら、現実っぽくすればいい。”

この思想が、作品全体に圧倒的な説得力を与えているのだと思う。


■ RGが証明した“内部の美学”

リアルグレード(RG)を初めて組んだとき、多くの人が驚くはずだ。

「これ、本当に1/144か?」と。

精密に再現されたフレーム構造は、まるで現代の戦闘機や工業機械のよう。
現実の技術や構造を参考にしながら、それを人型兵器へと昇華させている。

正直、これは簡単にできることではない。
むしろ、無理があるからこそ惹かれる。

だからこそ思う。

ガンダムの魅力は外装だけではない。
見えない内部にこそ、“本気の想像力”が詰まっている。

そこに、抗えない浪漫があるのだ。


締め

外からは見えない。
でも確かに存在している。

内部構造とは、いわばガンダムの“魂”なのかもしれない。

次にガンプラを組むときは、ぜひ装甲を閉じる前に少しだけ眺めてみてほしい。
きっと、いつもより愛着が湧くはずだ。

今日はここまで。
それでは、また別のお話で。