三ガンダムか、ペーネロペーか――企業に操られる兵器と、人の業について
おはこんにちは。
どうも僕です。
今日は、昨日に続いて
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する機体、
Ξ(クスィー)ガンダムとペーネロペーについて書いていきたいと思います。
派手な戦闘、圧倒的な存在感。
しかし、この二機を見ていて強く感じるのは、
「かっこいい」よりも先に来る、重さです。
それでは、まずは機体そのものを見ていきましょう。
■ Ξ(クスィー)ガンダムとペーネロペーのスペック比較
◉ Ξ(クスィー)ガンダム
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型式番号:RX-105
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全高:約26m
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特徴:ミノフスキークラフト搭載
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主武装:ビームライフル、ビームサーベル、ファンネルミサイル
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開発:アナハイム・エレクトロニクス社
最大の特徴は、
ミノフスキークラフトを搭載しながらも小型化に成功している点。
洗練されたフォルム、無駄のないシルエット。
巨大化に頼らず、技術の積み重ねで“飛ぶ”ことを実現した機体です。
個人的には、
この「やりすぎていない感じ」がとても好きです。
◉ ペーネロペー
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型式番号:RX-104
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全高:約28m(フライトユニット含む)
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特徴:オデュッセウスガンダム+大型フライトユニット
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主武装:ビームライフル、ビームサーベル、ミサイル
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開発:アナハイム・エレクトロニクス社
ペーネロペーは、
力技で飛行を成立させた機体。
圧倒的なボリューム。
圧迫感すらある存在感。
Ξとは対照的に、「まずは飛ばす」という思想が前面に出ています。
どちらが優れているかではなく、
思想が違う。
それがこの二機の面白さです。
■ プラモデル展開について
ガンプラ的な視点で言えば、
正直に言います。
買うならΞガンダム。
理由は単純で、
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デザインの完成度
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展示スペースの現実
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値段とサイズのバランス
ペーネロペーは、
機体としては嫌いじゃない。
でも、置く場所と覚悟が必要です。
Ξガンダムも決して小さくはありません。
それでも、
「飾れる」「向き合える」サイズ感に収まっている。
ガンプラは、
好きな機体を買うものですが、
生活空間との戦いでもありますからね。
■ 悪党企業、アナハイム・エレクトロニクス
ここで、どうしても触れなければならないのが
アナハイム・エレクトロニクス社。
この企業、
表向きは技術の担い手。
実態は、戦争の裏側を握る存在です。
連邦にも、反連邦にも兵器を供給する。
どちらが勝っても、企業は生き残る。
Ξガンダムも、ペーネロペーも、
突き詰めれば、
この企業の思惑の上に成り立っている機体です。
だから僕は思うのです。
この二機は、
決して「英雄の機体」ではない。
企業の犠牲でもある。
■ 現代社会と重なる構図
企業が利益のために争いを煽り、
人がその最前線に立たされる。
この構図、
現代社会でも珍しくありません。
人の業とは、欲望です。
欲望は尽きることがなく、
だからこそ文明は進む。
でも同時に、
その影響力と巻き込み力は、
あまりにも大きすぎる。
『閃光のハサウェイ』が
ただのロボット映画で終わらない理由は、
ここにあると思います。
■ それでも、三ガンダムが好きだ
思想も、背景も、
重たいものをすべて背負った上で。
それでも僕は、
Ξガンダムが好きです。
洗練されたデザイン。
無理を承知で前に進む技術。
理想と現実の狭間で生まれた機体。
この作品は、
「正しさ」を語らない。
ただ、問いを投げてくる。
だからこそ、
考えさせられる。
今日は、ここまで。
それでは、また別のお話で。

