おはこんにちは、どうも僕です。

 

今日は、先日に続いて「機動警察パトレイバー」シリーズの第二話です。

今回は、登場キャラ「後藤喜一」に関して、深掘りをしたいと思います。

なぜ何もしないのか、なぜ感情がないのか‥。

このキャラクターを深掘りしたら、何が出てくるのか‥。

それでは行ってみましょう。

【第二話】

命令しない上司 ― 後藤喜一という“異常なリアリスト”

パトレイバーを語るとき、
イングラムの性能やリアリティはよく話題に上がる。

だが、この作品が今も語られ続ける理由は、
ロボット以上に人間の描き方にある。

その中心にいるのが、
特車二課・第二小隊隊長
後藤喜一だ。


■ 後藤課長は「何もしない」のではない

後藤喜一は、命令しない。

いや、正確に言えば
「必要以上の命令を出さない」

部下に任せる。
失敗も含めて受け止める。
そして最終責任は、必ず自分が背負う。

一見すると、
やる気がなく、飄々としていて、
上司として頼りなく見える。

だが彼は、
誰よりも組織と人間の“限界”を理解している。


■ 正義ではなく「現実」を選ぶ男

後藤課長はヒーローではない。

警察組織の論理。
政治の都合。
篠原重工との微妙な距離感。

すべてを理解したうえで、
最悪にならない落としどころを探す。

それは時に、
正義から目を逸らしているように見える。

だが、
それが「大人の現実」なのだと、
この作品は静かに突きつけてくる。


■ なぜ後藤喜一は心に残るのか

後藤課長は、
世界を変えようとしない。

ただ、
壊れないように支えている。

だからこそ、
パトレイバーは派手なカタルシスがない代わりに、
現実に近い重さが残る。

イングラムが現実的なのではない。
後藤喜一が現実そのものなのだ。


■ RGイングラムがもし出るなら

もしRGイングラムが発売されたら、
真っ先に再現したいのは――

  • トラックに載せられ、固定されたイングラム

  • 出動前の静かな待機状態

  • 整備員に囲まれる“兵器以前の姿”

ヒーロー立ちではなく、
運用される機械としてのロボット

それこそが、
パトレイバーという作品の核心だからだ。


次回は、
RGイングラムで再現したい名シーン
そして
黒い亡霊・グリフォンとの対峙について書いてみたい。

現実に最も近いロボットが、
最も恐ろしい相手と向き合う瞬間を。

また、次のお話で。