おはこんにちは、どうも僕です。

もし、RGクシャトリヤが発表されたら。
その瞬間、SNSはきっとこうなる。

「ついに来た!」
「サイズどうなる?」
「バインダー重すぎ問題どうする?」

でも、今回考えたいのはそこじゃない。

RGクシャトリヤは、ただ“出ればいい”キットなのか。
僕は、そうは思わない。


リアルグレードとは何を再現するブランドか

RG(リアルグレード)は、
単に「小さくて精密」なシリーズじゃない。

  • モビルスーツを兵器として解釈する

  • 設計思想を構造に落とし込む

  • 物語を組み立て体験として追体験させる

これがRGの本質だと思っている。

だからこそ、
クシャトリヤという機体は、
RGに最も“重たい問い”を突きつける存在だ。


完成形だけを出してはいけない理由

もしRGクシャトリヤが
「フルバインダー・完全形態」だけで立体化されたら。

それは、
正しいが、足りない

なぜならクシャトリヤは、
『機動戦士ガンダムユニコーン』の中で
“削られ、失われ、未完成になっていく過程”こそが物語だからだ。


RGクシャトリヤに必要なのは「選択式」ではなく「意味」

理想のRGクシャトリヤに必要なのは、こうだ。

● バインダー欠損状態を“主役”として扱う設計

  • 最終決戦仕様の再現パーツ

  • 左右非対称のシルエット

  • 欠損を「オプション」ではなく正規状態として提示する勇気

● 重さと不安定さを隠さない構造

  • 自立ギリギリ

  • ポージングに制限がある

  • 触ると「これ、無理してるな…」と感じるバランス

これは欠点じゃない。
体験としてのリアリティだ。


未完成機体の“合理性”をRGでどう表現するか

最終決戦仕様クシャトリヤが持つのは、
ロマンではなく現場の判断

  • これ以上直せない

  • だが、戦わなければならない

  • 今ある装備で“使える形”にする

RGなら、

  • フレーム露出

  • 装甲の省略

  • 機能優先の構造

こうした部分を、
あえて見せる設計ができるはずだ。


マリーダ・クルスを想起させるキットであってほしい

RGクシャトリヤは、
マリーダ・クルス抜きでは成立しない。

  • 未完成の機体

  • 未完成の人生

  • それでも立ち向かう意志

甲斐田裕子さんの声で刻まれた、
あの静かな覚悟。

もしRGクシャトリヤを組み立てながら、
ふと彼女のセリフが頭をよぎるなら——

それはもう、
最高のリアルグレードだと思う。


技術的に難しいからこそ、RGでやる意味がある

正直に言うと、
RGクシャトリヤは「難しすぎる」。

  • 巨大バインダー

  • 重量バランス

  • 関節保持力

  • 組み立て難度

でも、
だからこそRGで挑戦する意味がある。

RGは、
「簡単に作れること」よりも
「どう在るべきか」を問うシリーズだからだ。


シリーズを通じた結びとして

未完成機体を見て、
僕たちはなぜ心を揺さぶられるのか。

それはきっと、
完璧じゃないまま、それでも前に出た記憶
どこかで自分と重ねているからだと思う。

  • 足りないまま任された仕事

  • 準備不足のまま立った現場

  • それでも逃げなかった瞬間

クシャトリヤも、マリーダも、
その象徴だ。

もしRGクシャトリヤが出るなら。
それは“完成形の美しさ”ではなく、
未完成の覚悟を組み立てさせてほしい。

それが、このシリーズを通じて
僕が一番伝えたかったことだ。

 

今日は、ここまで。

 

それでは、また別のお話で。