✨中学生の僕をさらっていった“声”
おはこんにちは、どうも僕です。
今日は、僕の中学時代の青春ど真ん中にいた、ひとりの声優さんのお話。
そう、その名も 林原めぐみさん。
当時のアニメ界を語るなら、彼女の名前を避けて通るほうが難しいレベル。
声が流れた瞬間に「あ、めぐさんだ!」と分かる、唯一無二の存在感。
僕が“沼落ち”したきっかけはもちろん、あの伝説アニメ――
🔥【スレイヤーズ】リナ=インバースとの出会い
中学生の僕は、夕方のアニメ枠でスレイヤーズを観て、
リナ=インバースのテンションと強さに秒でノックアウト。
気づいたら、「神坂一先生の原作ラノベ」を貪るように読み漁り、
オープニングの 「Give a reason」 をカセットに録音して無限リピート(※当時の若者の常識)。
オリコン入りしたこの曲は、当時の自分にとって “中学生ロックンロール” だったわけです。
「アニメのOPがこんなにカッコいいって何事?」
「この声の人は誰!?」
そこから始まった、僕の林原めぐみロード。
🌈【林原めぐみ】という“マルチの化身”
声優に歌手に作詞にラジオパーソナリティー。
当時の僕は「多才」という言葉を辞書でひいたあと、
その横に「林原めぐみ」と書き加えたかった。(心の辞書だけど)
🎤 声優としての代表キャラ
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綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)
静か・無口・でも存在が圧倒的。 -
女らんま(らんま1/2)
天真爛漫でキレ味抜群の声。 -
リナ=インバース(スレイヤーズ)
まさに林原節の真骨頂。 -
ヒミコ(魔神英雄伝ワタル)
元気印の象徴。 -
バカボン(平成天才バカボン)
まさかの主人公声。幅が広すぎて笑うしかない。
これだけジャンル違いのキャラを “全部トップクラスで演じる” のは、もはや怪物級。
🎧【歌手・作詞家としての林原めぐみ】
声優としてだけでなく、数々のアニメ主題歌を自ら歌い、しかも多くで作詞まで担当。
名曲の中には、ファンの人生に刺さるものも多い。
🎵 代表的なアルバム
ここはファンなら外せないやつをピックアップ。
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Berceuse(ベルスーズ)
初期代表曲が詰まった“めぐみのはじまり”の宝箱。 -
Enfleurage(アンフルラージュ)
大ヒット曲が並ぶ黄金期アルバム。 -
irāvatī(イラーヴァティ)
「Give a reason」も収録の伝説盤。 -
SPHERE
名曲の渋滞。もはや作品集。 -
Fuwari
やさしさ多め。大人めぐさんを感じる一枚。
どのアルバムも「声優のCD」という枠を超え、
完全に “アーティスト” として成立しているのが恐ろしい。
🌙【青春の1ページ】イラーヴァティと「Just be conscious」
林原めぐみさんのアルバムはどれも名曲揃いですが、
僕の中で 永遠に一位を譲らない曲があります。
そう、それが――
「Just be conscious」
スレイヤーズ映画版のエンディングとして流れたあの曲。
あのイントロを聴くだけで、中学生当時の記憶が一気に逆再生する。
🔥“擦り切れるほど聴いた”ってこういうこと
カセットだったら間違いなくテープ伸びてる。
CDだったけれど、再生回数だけなら家電量販店のデモ機より酷使した自信があります(笑)
部屋で、通学路で、寝る前に、翌朝起きてすぐに。
当時の僕にとっては、
「Just be conscious」は 応援歌であり 救いであり 進む力だった。
💬 刺さった歌詞の一行
特に忘れられないのがこのフレーズ。
明日の自分を好きになりたいから、今日の自分をぎゅうっと抱きしめる
もうね、中学生の僕にはこれ刺さりすぎて痛いレベル。
将来のことなんて分からない、漠然とした不安だけがある。
大人でもない、子どもでもない――そんな微妙な時期。
そんな時にこの歌詞ですよ。
「ぎゅうっと抱きしめる」っていう優しい言い方が、
“強くあれ” でも “頑張れ” でもなく、
「そのままの君で大丈夫だよ」
と言ってくれてるように聞こえた。
あの言葉に、何度救われたことか。
📀 アルバム名「irāvatī」の衝撃
ちなみにアルバムタイトルの「irāvatī(イラーヴァティ)」、
当時の僕は 「なにこの神秘的ワード!?」 と震えた。
サンスクリット語という事実を知った瞬間、
「めぐさん…カッコよすぎる…」とノックアウト。
日本語でも英語でもない、
“言葉そのものが世界観” というタイトルの付け方に、
林原めぐみのアーティスト性を思い知ったわけです。
ジャケットも縄文杉で撮影さました。
11時間かけて徒歩で移動。移動中も雨が降り、撮影が危ぶまれたが、いざ撮影する!
となった時に雨が止み、神秘的な光景で撮影が出来たエピソードは素敵です✨
📻【ラジオパーソナリティー】としての顔
特に「林原めぐみのHeartful Station」や「Tokyo Boogie Night」など、
ラジオのトークスキルも一級品。
土曜日と日曜日の深夜は、至福であり自分の時間でした。
土日は、ラジオの聴くためにあったと言っても過言ではありません。
アニメの裏話から自虐ネタまで、包み隠さず語る姿に、
毎週“心を持っていかれる”ファンが続出したのは有名な話。
🌟【まとめ】僕を中学生から連れ去った“声”の力
振り返ると、中学生の僕は
「好きな声優さん」を通して、
アニメも音楽もラジオも本も、世界が一気に広がった。
そしてその中心にいたのが、間違いなく 林原めぐみさん。
声を武器に、歌を届け、物語を語り、人生に寄り添ってくれる人。
まさに、僕の青春を何色にも染めてくれた“声の魔法使い”。
これからも、あの頃の熱を思い出しながら、
林原めぐみという “ジャンルそのもの” を愛でていこうと思う。
間違いなく、僕の青春の宝物です。
今日は、ここまで。
それでは、また別のお話で。