非常に残念なニュースです。

 

 

 何故?という思いしかありません。確かに各スタジオとも発売したゲームが思ったようには売れていなかっただろうことは分かります。でもさ、そのための買収じゃあなかったの?。

 

 ゲーム1つの売上が良くないから即!スタジオ閉鎖・・というのであれば、買収をされたことの意味なんか全然ないじゃん。

 

 これはゲーム業界に限ったことではないと思うんですけど、より小さい企業がより大きい企業に買収されることのメリットって、ぶっちゃけて言えば・・

 

 今までのように自由気ままではいかなくなるけど、潰れる(倒産など)心配をする必要が無い。

 

 ・・ってことじゃないの???。買収したマイクロソフトの立場からすれば合理化そのものだし、恐らく今回の判断は正しいのでしょう。しかし、買収されたベセスダの立場からすれば・・これでは意味がないでしょ。

 

 合理化は良いのだけど、世界一の超巨大企業であるマイクロソフトであるからこそもっと長い目で各スタジオを俯瞰的に視て欲しいものです。
 
 ・・等と言ってるそばから、こんなニュースも入ってきました。
 
 

 ベセスダ(正確には統括する立場のゼニマックス)って元々、非上場企業だったんですよね。だから、株主の圧力を受ける心配が無く長期的視野でゲーム作りが出来る環境に元々あったワケです。

 

 そこへマイクロソフトの傘下になることで資金面での大きなアドバンテージが発生し、これから先は更に良くなる・・と思っていたところでこの有様。

 

 そして、今年はあの『ウルフェンシュタイン』シリーズで有名な今回スタジオ閉鎖となったところと同じくベセスダ傘下であったマシンゲームズがインディジョーンズのゲームを発売予定です。が、もしこれが仮に売上でコケたりしたら・・続けざまのスタジオ閉鎖となるのでしょうか?。

 

 マシンゲームズはシングルプレーゲーム専門のスタジオなので、その危険性は結構高いのではないかと思います。いわゆるライブサービス型のゲームを1つも持ってはおらず「別のところで挽回する」ことが出来ませんので、もしかしたら・・。

 

 ああ、胃が痛い!っスわ。