今回は数日ぶりのプレー記ではない記事です。というか、本来は殆どをプレー記にしたいのですが、なかなかそうもいかなくて・・。

 

 ビッグニュース連発です(笑)。まず1つ目。

 

 ソニーが今回の買収において『コールオブデューティ』シリーズの独占がどうとかインネンを付けた結果、このような副産物を生んだとも言えますよね。正直、まさかマイクロソフトと任天堂がこのような巨大な規模の契約を結ぶとは。その内容以前に驚きとしか言いようがありません。

 

 任天堂ハードにはここちょうどここ10年間ほど同シリーズは供給されていなかったので、間違いなく彼らにはメリットがあるでしょう。近い将来登場する新ハードのラインナップを充実させる意味においても大きいと思われます。

 

 日本国内はともかく、海外ではとにかく圧倒的な存在感のある同シリーズを遊べるというのは海外での商売においては確実に大きな利益を生むことでしょう。

 

 そして2つ目。

 

 お次は、グラフィックボードのGeForce(ジーフォース)で有名なNVIDIA(エヌディビア)。同社のサブスクリプションサービス・・じゃなくてクラウドサービスであるGeForce Nowのラインナップを是が非でも増やしたいのでしょうから、任天堂以上にこの契約を欲していたことでしょう。

 

 自分もあんまり詳しいことは知らないのですが、GeForce Nowは既に書いた通り

サブスクリプションサービスではなく、対象ゲームはそれぞれゲームストア(つまり

steam等)で事前購入し、それをNVIDIAが指定する所定のサーバーにインストールすることでクラウドにて利用できるというサービスです(多分これで合ってる筈)。

 

 要は、ゲーパスに比べて手順が煩雑かつなによりもリーズナブルではありません。他の同種サービスと比較してやや苦戦している感が否めない現状からして、恐らくはこの契約でラインナップを増やせることに大いなるメリットを見出していることではないでしょうか?。

 

 

 なおこれに関連して、steamを運営するVALVEとも同種の契約を既に結んでいるとも言われています。但し、steamのトップである方に言わせれば「お互いの信頼関係から、別途そんな契約をわざわざ結ぶ必要はない」と発言をしているらしいですが。

 

 

 つまり、アクティビジョン・ブリザードの買収に向け唯一反対するソニーに対する

包囲網を着実に構築しているということです。これで規制当局がまだ「同シリーズが独占されている!」等というのなら、もうそれはソニー側の立場に寄った・・およそ公的機関が取るべき態度とは到底言えない、寧ろその逆で恥ずべきものだ・・と断言して良いでしょう。

 

 今、ブリュッセル(でしたっけ?)でこの件に関する非公開の会議が行われているとのことですので、近いうちにその内容等をゲームメディア経由で知ることとなるでしょう。楽しみ(と若干の不安)ですね。