このシリーズ・・勿論!最近も取り上げたくらい大好きなシリーズなんですけど、こういうのは正直頂けませんね。

 

 

 そもそもゲームはエンターテイメント。政治を少しも取り上げるな!とはいいませんよ。でも、

こんな前面に打ち出す必要があるのでしょうか?。女性やLGBTなどの表現に配慮する傾向が強いなど最近ポリコレ(ポリティカルコレクトネス:政治的な正しさ)は大いに流行ってます。

 

 でも、日本に限らず世界中のゲーマーの多くもそんなもん求めていません。ゲームには単純に楽しさを求めているだけ。それと、敢えて言えば一種の現実逃避でもあります。そこに現実政治の良し悪しなぞ持ち込まないで欲しいのです。

 

 そして仮にこの傾向を正しいと仮定しても、問題なのは悪者(=批判対象)は常に弱い(強くない)ものだけが選ばれている点。今回の場合はキューバですけど、同じくユービーアイソフトのゲームで言えば過去に自分もプレーした『ゴーストリコン ワイルドランズ』でも舞台がボリビアということで当のボリビア政府からクレームが来たということがありました(ゲーム内容が「現地政府以上に力を持つ強大な麻薬カルテルを壊滅させる」つまりボリビアは麻薬カルテルに支配された国というイメージを与えるもの、と捉えたため)。

 

 だから敢えて言います(書きます)。そんなにポリコレに拘るのであれば中国を悪者にしたゲームの1つで作って下さいよ(笑)。あ、『ウィッチドッグスレギオン』(舞台はロンドン)のDLCで舞台を北京か上海に移したものでもイイですよ!。さぞかし中国政府は激オコでしょうなぁ・・。世界各地で中国系住民のデモその他抗議活動も同時多発的に起こることでしょう。それでもゲームを発売させることが出来たのなら、「ユービーアイソフトのポリコレは筋金入りのホンモノ」と認めて差し上げましょう。

 

 でも、そんなこと絶対しませんよね(笑)。最近だと『イモータルズ フィニクス ライジング』というゲームありますけど、DLCで中国が舞台と思われるものを出しているくらいですから寧ろ(中国に対しては)媚びているといっても良いのが現状でしょう。

 

 結局、これに限らず殆どのポリコレって「自分より弱いものをターゲットして正義の味方面をするための自己満足」に過ぎないのです。そんなことのためにキューバをダシにするの止めましょうよ!。素直に「某国っぽい場所が舞台ですが、あくまでゲームですよゲーム。思いっ切り楽しみましょう」って言えばいいだけじゃん。

 

 自分はそんな風に思います。『ファークライ6』を予約購入することに変わりはありませんが、再三のことで恐縮ながら自分はあくまでゲームとして楽しませて頂きます。舞台の元ネタがキューバかどうかなんて、正直どうでも良いですので。