・思考の達人は、仮説はもっと優れた仮説によって誤りを指摘されれば、役に立たなくなることを知っている。人間は、自分の考えに都合の良い証拠ばかり見たり、集めたりする。反対に、自分の仮説の正しさを証明するための証拠ではなく、反証を探すことを心がけた方が良い。反証が出てきた時点で、自分の仮説は否定されるのだから。
・思考の達人は、常に思い込みに気をつけ、それと向き合おうとする。
・問題の分析に役立つ便利なツール。問題を解決するツールではなく、問題の背景にある原因を突き止めるもの。①理想への道。現在の弱点や問題、障害などを全て書き出し、理想な状態も書き出す。現在から理想へ至るためにどういう段階を経なければならないかを考える。②なぜ、なぜ?。主な原因を書き出したら、それについてもなぜそうなるのかを考える。そのようにしてどんどん原因を掘り下げていくと、全体像が見えてくる。③6人の従者。なに、なぜ、いつ、どう、どこ、だれをそれぞれ使い、問題に対して、肯定と否定の両方から問いを立てる。
・思考の達人は、問い続けることを習慣にしている。理解を深めるためには問うのが1番いいと知っているからだ。
・「組み合わせたら、どうなるのだろう?」と胸の中で呟く習慣をつけよう。
・提案について協議をする場合に、「六つの帽子」の進め方。白の帽子は情報収集。客観的に事実やデータを確認する。赤の帽子は感情や気分を述べる。提案に対して、感情的にどういう印象を持ったかを述べる。黄色の帽子は楽観。提案の長所を言う。黒の帽子は悲観。提案の欠点を見つける。緑の帽子は発展と想像と可能性。提案をどのように実行したり、修正したりすれば、より良い結果が得られるかについて述べ合う。青の帽子はプロセス。会議が上手くいっているか確認する。
・思考の達人は想像的だ。どんな困難に直面しても、幾つもの解決策を見つけられる。発想力を高めて問題を解決するための実践的な方法は、①思いつくアイデアをできるだけ多く書き出してみる、②「なぜ、なぜ?」の表を作る、③第三者に話してみる、④著名人ならどう対処するかを考えてみる、⑤身の回りにあるものを手に取って、次のように胸の中で呟く。「この中に問題解決の鍵が隠されている」、⑥直喩を使う、⑦全く制約がないと仮定して、理想的な解決策を思い描いてみる、⑧辞書を開いて、無作為に名詞を選ぶ、⑨他のことをする、⑩漫画のような簡単な絵で、自分の置かれた状況を描く。
・水平思考のコツは「もし〜だったら。どうなるか?」と問うことである。思い込みに誤りがないかどうか確かめるために、極端なものにすることがポイント。
・アイデアを精査する際は、ペア式順位表で評価する。感情や政治的な要素を排除するため。
・確率を理解する。ベイズの定理、