2024年1月10日、GⅠドバイターフ・GⅠサウジカップ・GⅡ中山記念・GⅢ福島記念を制した、パンサラッサが競走馬登録を抹消され、種牡馬入りすることになりました。

ラジオNIKKEI杯の頃ぐらいに存在を知ったパンサラッサ、逃げが持ち味で小回りコースが得意な印象で、まさか後に重賞を勝つとはこの時思わなかったです。

福島記念を強気の競馬で逃げて押し切った時には、条件戦で見ていた頃からすると感慨深い思いをしました。

そこから中山記念も押し切り、海外GⅠ初挑戦のドバイターフをロードノースと同着で制覇、札幌記念2着天皇賞秋2着と好走し、翌年には砂のサウジカップを制覇しました。

その後は故障の関係もあって力を発揮できずジャパンカップを最後に引退となりました。

 

パンサラッサとは天皇賞秋で1回会ったのが最初で最後の出会いとなりました。

あのレースは負けたもののパンサラッサのベストレースだと思うし、あのペースで進んでいって勝ち目前まで持ち込んだのは強い競馬でした。

それを差し切ったイクイノックスがやはり化け物だったのは言うまでもない。

 

こうして令和のツインターボから世界のパンサラッサへと変化を遂げ、記憶にも記録にも残るレースを見せてくれました。

強い逃げ馬がいるとレースも締まり、真っ向勝負で面白いレースが見れ楽しめました。

条件戦で走っていた頃はここまで活躍するとは思いもせず、ロードカナロアの後継種牡馬として種牡馬入りできたのは今後が楽しみですね。

 

パンサラッサさんお疲れ様でした。