2023年12月16日、GⅠ天皇賞(秋)2022‐2023・GⅠ宝塚記念・GⅠ有馬記念・GⅠジャパンカップ・GⅠドバイシーマクラシック・GⅢ東京スポーツ杯2歳ステークスを制した、イクイノックスが競走馬登録を抹消され、種牡馬入りすることになりました。

 

2022年クラシック世代の有力候補として挙がっていたのですが、結局クラシックは皐月賞とダービーの2着が最高で無冠に終わりました。

それから古馬相手に初挑戦した天皇賞(秋)を皮切りに、4角持ったままで押し切った有馬記念、逃げて圧勝したドバイシーマクラシック、後方から追い込んだ宝塚記念、レコード勝利で3番手追走でねじ伏せた天皇賞(秋)、そしてラストランのジャパンカップ。

GⅠ6連勝でテイエムオペラオーが22年間保持していた、総獲得賞金ランキングを更新してついに1位の座に君臨、記録にも記憶にも残る名馬の仲間入りを果たしました。

正直、天皇賞(秋)のレース前までは強い馬だと思ったこともありませんでしたが、パンサラッサの大逃げをゴール前で捉えたレースを見て、イクイノックスって強いんだなと実感しました。

以降は今まで全く買わなかった彼を馬券に入れて、有馬記念・宝塚記念・ジャパンカップと良い思いをさせてもらったのも良き思い出です。

逃げ/先行/差し/追い込みと変幻自在の脚でレースを支配する圧倒的な力、マヤノトップガンみたいな脚質に幅があるのは何よりの強みかもしれません。

ナミュールもそうなんですが、古馬になって体が仕上がって安定した強さを見せたのかもしれませんね。

凱旋門賞に出ていれば、エースインパクトに勝っていたのかな?とも思ってしまうぐらい強い馬でした。

 

イクイノックスさんお疲れ様でした。