2021年12月22日、GⅠマイルチャンピオンシップ2020‐2021・GⅠヴィクトリアマイル・GⅠ安田記念・GⅠスプリンターズステークス・GⅠ桜花賞・GⅡ阪神カップ・GⅢサウジアラビアロイヤルカップを制した、グランアレグリアが競走馬登録を抹消され繫殖入りすることになりました。

牡馬相手にサウジアラビアロイヤルカップを制し、続いて牡馬をなぎ倒すため朝日杯フューチュリティステークスへ転戦、アドマイヤマーズ筆頭に囲まれ萎縮してしまい敗北。

3歳は桜花賞を制し変則2冠を目指してNHKマイルカップに挑戦、ここでもアドマイヤマーズに敗北を喫して降着の憂い目にあいました。

それから復帰はじっくりと末の阪神カップ、牡馬に揉まれて怯んでいた後遺症があるのか心配しましたが、そんな心配を何とも感じさせないような圧勝劇、グランアレグリアは見事馬込みを克服しました。

唯一現地観戦した阪神カップ、ここが彼女にとって復活を果たし最強を証明するスタートとなりました。

それ以降は2000mの大阪杯以外はすべて3着内でマイルチャンピオンシップ連覇などを成し遂げて引退しました。

インディチャンプやアドマイヤマーズに閉じ込められながらも自らこじ開けてぶっちぎったマイルチャンピオンシップが印象的、牡馬に囲まれて怯んでいたか弱い牝馬だった彼女はもうそこにはいませんでした。

強く逞しくなったなと実感、嫌いな馬でしたが最後はその実力を認めラストランで馬券を取れたのも今では良い思い出となりました。

 

グランアレグリアさんお疲れ様でした。