スコッティ・ピッペン | Purple Jelly

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あと、文章書くの好きなので、思いついたこと書きたい。好きなものについてダラダラ語りたい。

好きなNBA選手を語ろうのコーナー!
ブルズは強い!憎い!しかし、やっぱ好きなんだチクショウ!

スコッティ・ピッペン
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203cm。スモールフォワード。
高い運動能力と長い手足が特徴で、ブルズ黄金時代の立役者。
チームでジョーダンに次ぐ得点を上げ、ロッドマンに次ぐリバウンドを取り、ポイントガードの様にボールを運んでチーム1のアシストを記録し、守備ではその長い腕を活かしたリーグ有数のディフェンダーであり、歴代6位の通算スティール数を記録。
史上最高のスモールフォワード、オールラウンダーとの呼び声も高い。

多くのドリブルの名手やスピードスターを差し置いて、僕が最もドリブルをする姿が好きだったのがピッペンなんです。
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もっと運動能力が高い選手はもちろんいますが、ピッペンはその能力を活かしきる運動センスが素晴らしいんですよ。
そのセンスにプラスして一目見れば分かるほどの手足の長さで、ボールが手に吸いつく様なハンドリングと大きなストライドで走る最高速のドリブルは、草原を駆ける馬の様にダイナミックで美しいんです。
ジョーダンももちろん凄いんですが、あの人はもはや哺乳類離れしてて爬虫類とか昆虫に近い(^_^;)

ブルズはジョーダン、ピッペン、ロッドマンの最強トリオが有名ですが、1度目の3連覇時のパワーフォワードはホーレス・グラントでした。2度の3連覇で常にレギュラーだったのはジョーダンとピッペンの2人だけです。

80年代のブルズは得点王ジョーダンのワンマンチームで、ジョーダンが止められると勝てないという、優勝には届かないチームでした。
80年代後期、ブルズにトライアングル・オフェンスという複雑なシステムが導入され、同時期にピッペンが入団。
ジョーダンは自分に匹敵する才能をピッペンに感じて日々の1on1で鍛え上げ、ピッペンはトライアングル・オフェンスの申し子の如きオールラウンダーに成長し、ブルズはジョーダン1人を抑えればいいというチームから脱却して6度の優勝を果たしたのです。

色々なタイプの名コンビがありましたが、僕はこの2人を『10度の得点王に輝いたバスケットの神様と、その神様を優勝させた男』という、とても不思議な名コンビだと思ってます。
僕の中ではジョーダン&ピッペン+ロッドマンなんです。

僕にとってのピッペン、それは『最もジョーダンの隣が似合う選手』
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ジョーダンがメジャーリーグに挑戦していた間ピッペンはチームリーダーとして自己最高の成績を上げ、スティール王のタイトルを獲得し、オールスターでMVPにも輝いた。が、僕はなんだか寂しく感じました。
ジョーダンが復帰して2度目の3連覇を果たした後、ジョーダンが引退し、ピッペンは新たな地で優勝を求めロケッツに移籍。
さらにリーダーシップを買われてブレイザーズへ。ファイナルまであと一歩の所までチームを躍進させます。
でも、僕がとっても好きだったピッペンとはなんか違う。
やっぱピッペンの隣にはジョーダンがいてほしくて、ピッペンはジョーダンとコートを縦横無尽に駆け回っていてほしいんです。
ブルズの33番を着て、23番の隣にいてほしいんです。

引退後、背番号33番はブルズの永久欠番となり、本拠地ユナイテッド・センターでセレモニーが行われました。
ブルズ黄金時代の懐かしい面々が列席し、33番のフラッグが掲げられました。
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そのフラッグは23番の隣でした。あの頃のように。
今後、24~32番の選手は永久欠番クラスの活躍を自重していただきたい(笑)