○暫定税率維持、首相「国民の思い伝わり判断」(読売新聞)



『鳩山首相は22日午前、2010年度予算編成でガソリン税の暫定税率を実質的に維持する方針を決めたことについて、「財政が厳しい時だから、景気対策、経済対策にしっかり使ってくれという(国民の)思いが伝わってきたから、最終的に私が判断した」と述べ、理解を求めた。

政策決定の過程が不透明だとの指摘については、「極力オープンな政権を目指しているが、最終的に私の頭の中までオープンにはできない」と反論した。』




こんな暴言許しておいていいんですかね。


この発言は、「自分としては廃止しようと思っていたけど、国民が維持しろと言うから維持することにしました」と言っているようなもの。つまり、政治家としての責任を放棄し、国民に責任転嫁しようとするものだ。


確か国民の半数近くは税率廃止を求めていたのでは…その人たちは非国民ということか。


選挙のときにバラ色の話だけしておいて…だから、多くの有識者はそんなうまい話はないと言っていたはず。民主党に投票した人は少しは気づいただろうか、騙されていることに。


それにしても、首相はよく「国民のため」と言うけど自分にとって随分と都合のよい解釈ばかりしていますね。


そのうち、日本がめちゃくちゃになっても、


「国民の意見に沿った結果だ」なんて開き直られちゃいそうですね。









首相は、『ガソリン暫定税率の税率維持』を表明しました。


理由を要約すると、『財源が厳しいから』です。


マニフェストの公約を破棄したわけです。


思い出してみましょう、選挙時に民主党がどう言っていたか…


みんなが財源を心配する中で彼らは、


「財源は心配しないでください。無駄使い削減により捻出します!」


こう言ってませんでしたか。


財源が厳しいのは選挙前からわかりきっていたことです。


それを今さら財源を理由に公約破棄とは…


無駄使い削減はどこに行ったのでしょうか。


民主党は次々に国民を欺いています。


無責任極まりない政党です。


国民は早く目を覚ますべきです。





最近、与党幹部の発言を聞くと、まるで恐怖政治の始まりかと思えるような恫喝的な発言が見られます。


代表的なのは、民主党小沢幹事長の「宮内庁長官辞めろ」発言です。


そして、今度は亀井大臣の「主計局長クビ」発言です。


政治家が官僚の人事をある程度決めることを否定するつもりはありませんが、


「自分の意見を受け入れないからあいつをクビにしろ」などと公の場で言う必要があるのか。全く良識を疑います。


しかも、注目すべきは、宮内庁長官も主計局長も自らの職務を忠実に遂行していると思われることです。


こうやって、上から押さえつけて官僚に意見を言わせなくすること…これが民主党の考えている政治主導のようです。



○小沢氏、宮内庁長官を批判 天皇陛下特例会見 (日経新聞)

http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1401I 14122009&g=P3&d=20091214


○亀井氏 特別会計使用反対なら主計局長をクビに(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091220-OYT1T00723.htm?from=main2