おそらく今度の総選挙で民主党が勝つであろう。
しかし、私は断固として民主党政権には反対だ。
民主党という政党は信念のない政党だ。
彼らは政権交代を声高に叫ぶが、
政権交代後に何をするのかが全く見えてこない。
麻生首相も言っていたが、彼らは目的と手段を間違えている。
政権交代は目的ではなく、手段である。
民主党が得意なのは自民党を批判することだけだ。
しかし、批判だけしていても何も始まらない。
いざ与党になったら、何をやっていいかわからずバラバラになってしまうのではないか。
そして、何より、民主党は、やり方が汚い。
まず年金。
税方式による最低年金保障を導入すると言う。
税は消費税等を考えていると言う(ここまでは私も賛成だ)。
しかし、消費税引き上げ論議は4年間するつもりはないと言う。
一体どうしたいのか。
次に国会同意人事。
日銀総裁人事の時は特にひどかった。
世界2位の経済大国の中央銀行総裁人事を「天下りだから」という理由だけで拒否する。
経済界も歓迎していたにもかかわらずである。
中央銀行総裁を人物ではなく、出身母体で判断する。
国益よりも党益である。
高速道路無料化、子供手当などは国民受けを狙ったバラマキ以外の何物でもない。
しかも財源が曖昧ときている。
さんざん自民党のバラマキを批判していたが、それよりひどい。
国民にとって耳の痛い話を避けてばかりいる政党が日本を正しい方向に導けるわけがない。
衆愚政治は国を滅ぼす。
民主党は今までどおり自民党の批判をする野党としているほうが日本にとってプラスであると思う。
話は変わるが、厚労省の郵便不正事件黒幕の民主党議員とは誰だろうか。
法案成立に影響ある人物であればかなりの大物!?
西松事件と合わせて、
民主党がまた自爆してくれることを祈る。