駿河の国で寄り道(29)「宮川古墳群」 | れいんぼうの部屋

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釣りの記事をメインにしようと思っていましたが
釣り以外の記事の方が増えています。

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今回のテーマは「駿河の国の見どころ」。

 

「駿河の国の見どころ」での前回は「谷田瓢箪塚古墳」を訪ねた。

 

今回は「宮川古墳」

 

静岡市内でも至る所で古墳が発掘されている。

特に平野部に接した山麓に多い。

 

静岡大学の周辺に「宮川古墳群」がある。

 

 

〇静岡大学の正門

有度山の西端にある静岡大学。

 

 

〇静岡大学前の通り。


この通りには古墳群があるので、昔を思い偲んでみる。
 

 

〇宮川7号墳


このあたりの右側に宮川7号墳があったらしい。
住宅の間の空き地がそうなのだろうか?
その少し先にも6号墳があるらしい。やはり空き地があるが・・・
 

 

〇諏訪神社古墳


静岡大学の通りが大きく曲ったところの山側に諏訪神社古墳がある。
古墳と神社はセットになっている所が多い。
 

鳥居の前に看板が立っているので読む。

静岡市指定史跡 諏訪神社古墳(宮川古墳群4号墳)

指定年月日:平成9年4月23日 所在地: 静岡市大谷4475-1外
有度山西側山麓は、なだらかな傾斜が続きその裾部分は大小の谷によりいくつもの小丘陵に分割されています。それぞれの丘陵上から南向き斜面にかけては数多くの古墳が築かれています。
宮川地区の丘陵上には「宮川古墳群」が形成されています。この中で、既に発掘調査が実施された「丸山古墳(宮川1号墳・方墳・7世紀)」は横穴式石室内に大型の家型石棺や豪華な副葬品が納められており、また、アサオサン古墳(宮川7号墳・方墳・7世紀)は長大な横穴式石室をもつ、などの詳細が確認され、いずれも有力な人物の墓であると推定されています。
諏訪神社古墳は、発掘調査未実施のため、構造や築かれた時期などの詳細は不明ですが、直径30m、高さ約5mの大規模な円墳で、宮川古墳群の中でも古い時期(5世紀~6世紀前半か)の有力者の墓であると考えられています。
元のかたちを良好に残す数少ない古墳のひとつであり、重要な文化財として保存されています。



〇諏訪神社古墳の頂上に神社がある。

 

〇諏訪神社

鎮座地 静岡市大谷4475番地
御祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)
例祭日 十月十六日
 由緒
創建の年代は詳らかでないが、故老の言い伝えによれば、信州の行之和尚が大正寺の開基となったとき、(応仁の乱の頃)信州より随行してきた桜井庄太夫が、諏訪大明神を勧請したのが初めであったという。
元の社地は字宮川にあったが低地のため貞享4年(1687)再建、明治8年2月村社に列し、昭和27年宗教法人となる。神社等級規定13級社である。


〇宮川5号墳


諏訪神社から宮川5号墳と思われる空き地を見下ろす。

〇宮川1号墳

諏訪神社古墳の前に1号墳があった場所。
たぶん祠がある場所が跡なのだろう。

 

「宮川古墳群」の近くに「片山廃寺跡」という遺跡もあるので立ち寄ってみます。

 

と言うことで。

 

次回「駿河の国で寄り道(30)」では「片山廃寺跡」に行く。