統計資料に興味があって、厚労省が公表しているデータを時々見ている。
良く見に行くのは日本の統計が閲覧できる(e-Stat)というページ。
Excelデータとしてダウンロードもできる資料も多い。
統計データはやっぱり「国勢調査」がベース
「国勢調査」は国が行っていて、5年ごとに日本にいる人全員を実態調査。
こんなご時世なので個人情報を出したくは無いけれど協力している。
「調査する人は大変だろうな」と同情してしまう。
前回は令和4年の統計の速報を見て話しを進めたが、今回も同じ表を眺める。
令和4年の数字を見ると昔はどうだったかなと思う。
そこで政府統計の総合窓口(e-Stat)を見に行く。
1950年の出生は234万人、婚姻は72万人、離婚は8万人だった。
70年の月日は流れて、出生は1/3になり、婚姻は27%減、離婚は2倍以上になっている。
世の中の価値観が変化しているのが数字を見ても良く分かる。
感覚的にもこのような傾向を感じていたが、これほどまで変化しているとまでは思わなかった。
戦争の爪痕がまだ残る当時と比較して多様性が重んじられ、選択肢が増えて生活しやすい時代になった。
生活しやすくなった面は、裏を返せば生活しにくくなった面でもある。
いろいろ便利なものが溢れて自由な時間が増えている。
余ったはずの時間の中で、より忙しい生活を求めて振り回されている自分がいる。
協力しなければ生活がなりたたなかった時代から、一人でも生きれるような社会になってきた。
政府統計の総合窓口(e-Stat)で「人口推計表」を良く見に行く。
人口推計って?
国勢調査は5年に一度の調査なので、その間の毎月の人口移動データを集計して推測しているのだ。
〇人口推計
令和5年の3月に出された推計値の表だ。
この表は「Excelファイルでも提供されていてダウンロードできる。
〇人口推計のエクセル表
このデータを集めて「Excel」でいろいろな加工が出来る。
「Microsoft」の宣伝みたいになっているが表計算ソフトならどれでもいい。
どうせ基本的な機能しか使えないんだから。
パソコンを購入した時に、たまたまプリインストロールされていたので使っているだけなのだ。
統計資料はいろいろなことを考えさせてくれて楽しい。