駿河の国をwebで歩く(70)「由比宿・寺尾」 | れいんぼうの部屋

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釣りの記事をメインにしようと思っていましたが
釣り以外の記事の方が増えています。

「仲間の釣行記録」の見出しURLです。カット&ペーストで
https://ameblo.jp/rai-trout/theme-10112228739.html

「東海道まちあるきweb」の古地図を使って現代の静岡をwebでバーチャル散歩。

 

***古地図は次のサイトを開いて見ている***
「東海道まちあるきweb」(https://tokaido-guide.jp/about)
は「静岡市観光・MICE推進課」と「藤枝市街道・文化課」が作成。

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上の古地図のリンクを開いて、「由比宿編」を選択して散歩する。
 

 

前回は「薩った峠」と「西倉沢」「東倉沢」を散歩した。

 

今回は「寺尾」へ向かう。
 
 

由比の寺尾地区に入ると「あかり博物館」と書かれた建物がある。
 

〇あかり博物館


500円を出して元をとれるほど時間にゆとりがないので先を急ぐ。

チョット、ケチくさかったかな?
 

「あかり博物館」の前の路地を山の方に入ると潮音寺の階段がある。

〇潮音寺


臨済宗妙心寺派

 

古地図に「潮音堂」と書かれた建物が描かれている。

 

〇潮音寺

潮音寺は質素なお寺。
寺の本堂的な建築物は無く住宅と併用の建物らしい。
 

立派な費用がかかった寺は距離を置いて見てしまうが、寄り添える気持ちにさせてくれる。

 

 

古地図の「潮音堂」から旧東海道へ出た街道沿いに塀で囲まれた大きな屋敷が描かれている。

 

〇小池邸


現在は古地図と位置が少し違うが木の塀に囲まれた所に看板が立っていた。
(国の登録有形文化財)
小池家は江戸時代には代々小池文右衛門を襲名して寺尾村の名主を代々務めていた。
この建物は、明治時代の建立。

大戸・くぐり戸・ナマコ壁・石垣等に江戸時代の名主宅の面影を残し、平成10年に国の登録有形文化財に登録された。


旧東海道沿いに時計があしらわれた掲示板が立っていて、古い街並みになじんでいる。
 

〇由比の時計台


〇懐古調の町並みが続く。

 

 

山側の建物は日蓮宗「海上山 讃徳寺」。

坂にへばり付くように建っている。
 

〇讃徳寺


 

讃徳寺の前に案内看板が立っている。

〇看板

当山は地元の長者河西六郎右衛門勝長が寛文9年(1669)自邸を提供して開基した。
開山は慈雲院日覚上人。本尊は一塔両尊四士曼荼羅
境内の七面堂には木彫極彩色の七面天女像が祀られており1690年、阿闍梨本光坊日恕(当山5世)の背銘が記されている。

 

古地図にも「讃徳寺」の境内に「七面」と書かれたお堂が建っている。
 


〇中の沢2号橋付近

小さな沢が続き、小さな橋をいくつも渡る。

 

古地図の東海道を横切る橋に「中ノ沢右橋」という文字を見ることが出来る。



讃徳寺の先を山側へ入った所に宗像神社がある。

 

〇宗像神社


古地図に「宗像大明神」と描かれている。


〇寺尾の街並み

旧東海道の面影が続く。

 

〇蔵も見かけることができる。

 

〇蔵が多い。 

 

〇旧東海道は国道1号線に合流し、寺尾と書かれた歩道橋が架かっている。



この歩道橋には「寺尾」と書かれているが、ここから先は「今宿」という地名になる。

 

今回は旧東海道を歩いている気分に浸れる街並みを探索できた。

 

 

次回は「由比宿」目前、「今宿」へ

 

 

 

 

*******参考*******
「駿河の国 東海道 (見て歩き)」(http://www7b.biglobe.ne.jp/~rainbowhp/tokaido/tokaido01.htm)
は私が10年ほど前に作った静岡市を中心に東海道周辺の写真を集めたまち歩きのサイトです。
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