駿河の国をwebで歩く(26)「岡部」その2 | れいんぼうの部屋

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釣りの記事をメインにしようと思っていましたが
釣り以外の記事の方が増えています。

「仲間の釣行記録」の見出しURLです。カット&ペーストで
https://ameblo.jp/rai-trout/theme-10112228739.html

「東海道まちあるきweb」の古地図を使って現代の静岡をwebでバーチャル散歩。

 

***古地図は次のサイトを開いて見ている***
「東海道まちあるきweb」(https://tokaido-guide.jp/about)
は「静岡市観光・MICE推進課」と「藤枝市街道・文化課」が作成。

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上の古地図のリンクを開いて「岡部宿」を選択して散歩する。
 
 
今回は「岡部宿」の続き。

 

前回、岡部橋を渡り、岡部宿の核心部に入る。

 

岡部橋を渡ると間もなく左手に旧家が見え、観光客を意識した店先となっている。


店の横に

「登録有形文化財第22-0032号この構造物は貴重な国民的な財産です。」

と書かれた道標が立っている。

 

〇柏屋

歴史資料館として営業していて、有料で中を見学できる。
 
〇大旅籠 柏屋
「かしばや」と読ませる。
古地図には柏屋と分かる旅籠は見つからない。
 
柏屋を通り過ぎた先に閉ざされた門があって、本陣址と書かれた道標が立っている。
 
〇岡部宿本陣址
写真は10年ほど前に撮ったので、今は本陣として整備が進んで景色は変わっている。
 
〇岡部宿公園
 
古地図に本陣が描かれている。
また街道の向かいにも本陣と脇本陣が描かれている。
 
〇問屋場跡

公園からすぐの道路脇に「問屋場跡」の看板が立っている。
「といやば」と読ませる。
幕府の公用旅行者のためにつくられた施設で、人夫や馬を常備し、次の宿場まで、旅行者や荷物を無料で継ぎ送りました。しかし、公用の仕事がない時には、一般旅行者や荷物を有料で送りました。
岡部宿には、岡部本町と加宿内谷の2か所に問屋場がありました。
 
旧東海道を少し進むと県道沿いに蔵のある建物がある。
「初亀酒造」という江戸初期から続く酒蔵。
 
〇初亀酒造
根強い愛好家を持つ老舗の酒蔵。
 
[岡部宿旧道]
〇旧東海道は「県道208」から分かれる。
旧道は石畳に整備された道へと進む。
 
〇宿場町の風情が残る街並み。
 
旧道へ入ってから50mの左側の山裾に神社がある。

〇佐護神社(おしゃもっつぁん)

説明がある。(抜粋)
立石神社例祭の御神輿の御旅所(御仮屋)の守護として古来より祀られている。
おしゃもっつぁんは、農耕の神、丈量(測量)の神または安産の神であったりと、さまざまな説がある。
天照皇大神、佐護神社、秋葉神社。
 
近くに寺がある。
 
〇正應院
由緒のある寺のようだが古地図には描かれていなかったので調べてみたら大正時代に開かれたことがわかった。

〇正應院へ続く参道があるので入ってみると落ち着いた寺だった。
 
その他、古地図に描かれている岡部宿周辺の寺院を現在の寺院と見比べてみた。
 
古地図に描かれている「永源寺」「福寿院」は現在も岡部川の北西側の丘に現存している。
 
福寿院の隣に「金毘羅さん」が今は祀られているが、古地図には東海道の南東側に描かれているので遷されたのだろうか。
 
古地図に描かれている「多福寺」「常昌院」は距離感が極端だが今も国1バイパスの近くに現存する。
 
 
 
次回も「岡部宿」の続きを巡ってみよう。

 

 

 

*******参考*******
「駿河の国 東海道 (見て歩き)」(http://www7b.biglobe.ne.jp/~rainbowhp/tokaido/tokaido01.htm)
は私が10年ほど前に作った静岡市を中心に東海道周辺の写真を集めたまち歩きのサイトです。
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