駿河の国をwebで歩く(21)「丸子路 その7」 | れいんぼうの部屋

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釣りの記事をメインにしようと思っていましたが
釣り以外の記事の方が増えています。

「仲間の釣行記録」の見出しURLです。カット&ペーストで
https://ameblo.jp/rai-trout/theme-10112228739.html

「東海道まちあるきweb」の古地図を使って現代の静岡をwebでバーチャル散歩。

 

***古地図は次のサイトを開いて見ている***
「東海道まちあるきweb」(https://tokaido-guide.jp/about)
は「静岡市観光・MICE推進課」と「藤枝市街道・文化課」が作成。

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上の古地図のリンクを開いて「丸子宿」を選択して散歩する。
 
 
今回は街道を進み「赤目ケ谷」周辺を巡ってみる。

 

〇赤目ケ谷


丸子路は旧東海道らしく穏やかな「赤目ケ谷」と呼ばれる地域を通る。
 

古地図に「長源寺」「天満宮」「観音」が描かれている。

 

赤目ケ谷の集落の外れ、国道と出会うところに丸子裸弁財天の看板がある。

 

〇丸子裸弁財天の看板
 



〇長源寺・起木神社の看板

丸子裸弁財天の看板の脇に丸子観光案内図が立っているので読んでみる。(抜粋)
<長源寺・起木神社> 

長源寺は宝台院の末寺として1741年に慈悲と心の安らぎの観音様を祀ったお寺。
山門左側正面に、観音菩薩が3人の子供を抱き寄せた石仏「小百合水子観音菩薩」の供養塔がある。
鳥居の奥に、源頼朝公縁の起木天神が祭られている。当社は古来神域に紅梅が多く「赤梅ケ谷」と言われ、何時しか「赤目ケ谷」となった。

 

〇手前の路地を入り、長源寺の少し奥に天神さんの鳥居がある。

 

 

 

〇起樹天満宮

 

 

丸子赤目ケ谷起木天神碑の文。
 漢文なので意味が解らないが解説看板が立っていた。
 「風は松声をとどめて静かに、山は跿馬を含んで渕し」


<起木神社>おきぎじんじゃ
鎌倉時代の初め、源頼朝が上洛の折り、この杜の前に梅の大木が倒れて道をふさいだので、道をあけるように命じたところ、その木は一夜のうちに起き上がって枝葉を茂らせたという伝説による命名。

 

天神さんの脇に「日本近代茶業の先駆者 多田元吉翁の碑」が立っていた。
 

〇多田元吉翁の碑

インドから茶の技術を学び全国に広めた人らしい。丸子に日本の紅茶のルーツがあった。


丸子紅茶

 

ここの赤目ケ谷に村松二六さんという丸子紅茶を復活させた方がやっている工場があるということなので300mほど戻る。

目印の水車と丸子紅茶と大きく書かれた看板がある。

 

〇村松二六さんの工場と自宅 

 

2020年1月に自宅が全焼。工場は一部を焼いただけで済んだのがせめてもの幸運でした。

 

村松二六さんとは

多田元吉翁が作った日本紅茶を復活させた功労者。

紅茶に合う、香りが良くて人気の茶葉「べにふうき」を作った人。

 

このあいだ大鈩不動尊の手前の喫茶店「ハシムコウ」で二六さんの紅茶をいただきました。

 

 

次回は街道を進み「宇津ノ谷」へ入る。

 

 

 

「東海道まちあるきweb」の古地図は見どころが多く少しずつしか前へ進めない・・・<次回へ続く>

 

*******参考*******
「駿河の国 東海道 (見て歩き)」(http://www7b.biglobe.ne.jp/~rainbowhp/tokaido/tokaido01.htm)
は私が10年ほど前に作った静岡市を中心に東海道周辺の写真を集めたまち歩きのサイトです。
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