河川敷の花。
週2回ほど河川敷にジョギングと野草探しに出かけている。
いつもジョギングしている河川敷には小さい水路がいくつか流れ込んでいる。
水路は整備されて人の手は入っているが、水は余程の雨でもない限り澄んでいて気持ちがいい。
水はけが良い乾いたグランドのオアシスになっていていつも瑞々しい緑が生い茂っている。
その203
ガマ
水路の流れ出しに作られた池の水辺に生えるイネの仲間。
オギが生えていると思っていたらノギと言われる穂が秋になっても出てこないので何の草かな?と思っていたらガマだった。
ガマが群生している所にはオギがほとんど生えていない。
ガマが生えていない所にはオギが生えていた。
コルクの筒のようなものが細い茎に付いている。
フライフィッシングロッドのグリップような形をしている。
その204
マコモ
イネの仲間。
ガマをネットで検索していたら、似ている野草としてマコモが目に入った。
以前、安倍川に流れ込んでいる水路の上流にある「鯨が池」の畔にあった食堂の名前を思い出した。
「菰(まこも)」という店名だ。
そこで水路をたどって鯨が池へ行ってみることに・・・
やっぱり食堂があった所のすぐ裏に茂っていた。
近くの畑にいた女性に「これはマコモですか?」と確認の意味で聞いてみたら、「そうですよ」と答えてくれた。
以前は8月のお盆の時にお盆飾りの敷物としてマコモを編んで敷いたそうだ。
最近はそういうこともしなくなったと残念がっていた。
時期も過ぎているようだが、麦のような穂が残っている株もあった。