第50位:上流階級
監督:ピョン・ヒョク
主演:パク・ヘイル
公開年:2019年(Netflix配信)
政界進出を目論む大学教授と美術館館長の座を狙う妻が
それぞれの野望に向けて突き進むが、韓国社会を牛耳る上流社会
の思惑の中、思わぬ落とし穴に落ちていく。
コメディ要素もあるがテーマが興味深いので楽しく観れる。
第49位:これからの人生
監督:エドアルド・ポンティ
主演;ソフィア・ローレン
公開年:2020年(Netflix配信)
かつての名作映画のリメイク版。
母親を亡くし行き場をなくしたイスラム教の黒人少年と
ユダヤ人でホロコーストサバイバーの老女との交流を描く。
孤独であった二人が共に生活するようになりお互いがかけがえのない
存在になっていく。
第48位:シー・ユー・イエスタデイ
監督:ステファン・ブルストル
主演:エデン・ダンカン=スミス
公開年:2019年(Netflix配信)
何回もの失敗の末にタイムトラベル装置を開発した高校生。
喜びも束の間、開発した高校生の兄が強盗と間違えられ警察に
射殺されるという事件が勃発。
過去に戻って兄を助けようとするが、事態は思わぬ展開となる。
黒人差別という社会問題と過去を変える難しさなどがストーリー展開
されていて、面白い内容。
第47位:この世に私の居場所なんてない
監督:メイコン・ブレア
公開:2017年(Netflixオリジナル)
主演:メラリー・リンスキー
目立たない地味な女性の家に空き巣が入るが、警察は犯人逮捕に
なにも協力してくれない。意を決して犯人探しを自分で行うことになるが…
コメディ要素が入ったサスペンス映画で笑える。
第46位:トリプル・フロンティア
監督:J・C・チャンダー
主演:ベン・アフレック
公開年:2019年(Netflixオリジナル作品)
退役した軍人がチームを作りブラジルの麻薬犯罪組織のボスの家を
急襲、強盗を行うことを計画。
実際には想定外の様々な困難に直面し窮地に追い込まれる。
俳優陣のかっこよく、南米の大自然や旧市街の映像がよく撮れている作品。
第45位:フェンス
監督:デンゼル・ワシントン
主演:デンゼル・ワシントン
公開年:2016年(日本未公開、Nerflix配信)
1950年代の黒人差別の時代のなかで翻弄される一家のドラマ映画。
偏屈な父親をデンゼル・ワシントンが熱演。
評価が高くアカデミーショーで4部門ノミネートで助演女優賞も獲得
するも、なぜか日本劇場未公開の映画。
第44位:Mank / マンク
監督:デヴィット・フィンチャー
主演:ゲイリー・オールドマン
公開年:2020年(Netflex配信)
名作映画「市民ケーン」の作者を主役に1930年代のハリウッドを背景に、
脚本完成までの誕生秘話を描いたヒューマンドラマ。
市民ケーンを観てないので多くの映画人や名優が出ているが、その存在を
知らないので観ていて理解度が低かった。
市民ケーンを観てからもう一度観てみたい。
第43位:私というパズル
監督:コルネル・ムンドルッツォ
主演:ヴァネッサ・カービー
公開年:2021年(Netflix配信)
子供を妊娠し難産のすえ子供を出産という人生最高の幸せ
から新生児の様子が急変し死産になるという最悪の悲しみを味わう。
想像しただけでも辛すぎる重い内容をテーマにした映画。
主演女優の熱演が印象的な映画。
第42位:時の面影
監督:サイモン・ストーン
主演:キャリー・マリガン
公開年:2021年(NetFlix配信)
イギリスの著名な遺跡サットン・フーの発掘という実際
の話を描いたヒューマン映画。
アマチュアの考古学者を雇った富豪の未亡人と息子との信頼関係、
世紀の発見をしてもアマチュアであったことから学会からの軋轢で
日の目を見なかった事実など心温まるいい内容の映画だと思う。
第41位:浅草キッド
監督:劇団ひとり
主演:柳楽優弥
公開年:2021年(Netflix配信)
ビートたけしの浅草フランス座での下積時代を描いた映画。
師匠との関係、当時の時代背景などが上手く表現されていて面白い。
師匠役の大泉洋がいい味を出して、改めて大泉洋は天才役者だと思う。
最後の悲しい別れが思わず涙が出る。
第40位:ザ・テキサス・レンジャーズ
監督:ジョン・リー・ハンコック
主演:ケビン・コスナー
公開年:2019年(劇場未公開Netflixオリジナル)
ボニー・アンド・クライドが犯した強盗殺人を題材にした
「俺たちに明日はない」は有名な映画だが、この2人の逮捕に
執念を燃やすベテランのテキサス・レンジャーズを描いた映画。
老人になったケビン・コスナーと相棒役のウッディ・ハレルソンが
それそれの役柄を良く演じていているし、画像も優れたいい映画だと思う。
第39位:ガン・シティ / 動乱のバルセロナ
監督:ダニ・デ・ラ・トレ
主演:ルイス・トサル
公開年:2018年(日本未公開、Netflixオリジナル作品)
1921年のスペインバルセロナを舞台にした映画。
列車強盗により軍の武器が盗まれ、その捜査を行う警察と
革命を起こそうとするアナーキスト、汚い仕事で利益を貪る裏社会のボス
との衝突、駆け引きがストーリーとなっている。
スリリングな展開、役者の演技力、画像共に一級品で楽しめる映画。
第38位:キング
監督:デヴィッド・ミショッド
主演:ティモシー・シャラメ
公開年:2019年(Netflix配信)
即位したヘンリー5世によるフランスとの戦いを描いた歴史映画。
シェークスピアの戯曲が原作とのこと。
当時の英国内外における対立とイングランド宮廷内の権力闘争を対処し
若き王が成長していく。
第37位:ナイブス・アウト:グラス・オニオン
監督:ライアン・ジョンソン
主演:ダニエル・グレイグ
公開年:2022年(Netflix配信)
ダニエル・グレイグが探偵を演じるクライムミステリー映画の続編。
テクノロジー業界の大富豪が自分の仲間をプライベートアイランドに呼び
ミステリーゲームの開催を提案するが実際に殺人が起きてしまう。
大富豪を巡る人間関係などが明るみとなっていき犯人が浮き上がって来る。
前作同様にテンポが良く楽しい映画。
第36位:マリッジ・ストーリー
監督:ノア・バームバック
主演:アダム・ドライバー
公開年:2019年(Netflixオリジナル)
一組の夫婦が離婚するまでの経緯の泥試合を描いた映画。
弁護士を交えたやり取りがリアリティがある。夫婦役のそれぞれの
俳優の演技力も凄い。
第35位:マ・レイニーのブラックボトム
監督:ジョージ・C・ウルフ
主演:チャドウィック・ボーズマン
公開年:2020年(Netflix配信)
ブルースの母と呼ばれた伝説的歌手のマ・レイニーの
レコーディングに参加した若い野心家のトランペッターとの
主導権争い。ブルース界の伝説?となっている出来事を名演で再現している。
チャドウィック・ボーズマンの遺作となってしまった作品だが、
改めて素晴らしい役者を亡くし残念に思う。
第34位:レッド・ノーティス
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
主演:ドウェイン・ジョンソン
公開年:2021年(Netflix配信)
クレオパトラの失われた秘宝を探す世界的に有名な泥棒と泥棒を逮捕するために
インターポール捜査官やFBI捜査官が世界中を追っていく。
そこに美女の詐欺師や悪党が絡み、騙し騙されながらストーリーが展開。
ルパン三世を見てるような痛快アクションコメディー映画で面白い。
合成映像?と思われる処もあるが世界中を旅した気分になれるのがいい。
第33位:隔たる世界の二人
監督:トレイヴォン・フリー、マーティン・デズモンド・ロー
主演:トレイヴォン・フリー
公開年:2021年(Netflix配信)
アカデミー短編映画賞を受賞したNetflixオリジナル作品。
家に帰る途中に白人警察に職務質問した黒人青年が抵抗したために
殺されてしまう。そこからタイムループし何回も白人警察に殺されては
目が覚めることを繰り返す。
短い内容であるがインパクトとメッセージが充分伝わる秀作。
第32位:プリジョネイロ
監督:アレクサンドル・モラット
主演:クリスチャン・マリェイロス
公開年:2021年(Netflix配信)
貧しい田舎の青年たちが出稼ぎに都会に行くことになるが、
行った先は完全監禁の奴隷労働。
生き残りをかけて脱出を試みるが…
人身売買を含めた組織犯罪の一部が垣間見れる凄惨な映画。
第31位:First Love 初恋
監督:寒竹ゆり
主演:満島ひかり、佐藤健
公開年:2022年(Netflixオリジナル)
初恋同士の二人が出会った頃の高校時代、高校卒業してからの人生、
さらに現在をそれぞれ行き帰りしながらストーリーが展開される。
満島ひかりファンとしては、彼女の魅力がよく出ていていい作品だと思う。
現実離れした偶然の展開はあるが、この作品、テーマであれば偶然
あってもいいと温かい気持ちで観れる。
第30位:スヘルデの戦い
監督:マシーズ・ヴァンへ・へイニンゲン.Jr
主演:ハイス・ブロム
公開年:2021年(Netflix配信)
第二次世界対戦のナチス・ドイツと連合国軍との
オランダスヘルデ川における激戦を描いた戦争映画。
レジスタンス活動をする弟の救出のために、その活動に参加せざる
をえなくなった女性。ナチス・ドイツに参加することになったオランダ人。
イギリスのパイロットなどそれぞれの立場のストーリーが
最後に繋がっていく。
ヨーロッパ戦線をテーマにした映画は数多くあるが、この映画も
映像が素晴らしくいい映画だ。
第29位:6 アンダーグランド
監督:マイケル・ベイ
主演:ライアン・レイノルズ
公開年:2019年(Netflixオリジナル)
過去を消した6人が独裁者に支配された国に
クーデーターを仕掛け政府転覆を目指すアクションムービー。
ライアン・レイノルズが主演なので?シリアスさは無縁の
フィクション痛快バイオレンス映画。
第28位:7月22日
監督:ポール・グリーングラス
主演:アンデルシュ・ダニエルセン・リー
公開年:2018年(Netflix配信)
2011年7月22日起きた同一犯による爆破テロと無差別銃撃事件
を描いた映画。死者77人という恐ろしい事件のシーンはスピード感
があり観るものを引きつけるが、本作はむしろ事件後の犯人と
重症を負いながら助かった青年の心理状況を対比させながら事件と
様々な社会問題を描く内容となっている。
後遺症に苦しみ絶望の中から、証人として法廷に立つことを決心した
青年の頑張りが胸を打つ。
第27位:イカロス
監督:ブライアン・フォーゲル
主演:ブライアン・フォーゲル
公開年:2017年(Netflixオリジナル作品)
アマチュアのロードバイク愛好者がドーピングして見破られずに
成績を残せるかドキュメンタリー映画を作成。
それが契機になりロシアの国家ぐるみのドーピング問題に関わることになる。
ノンフィクションのドキュメンタリー映画の中でもインパクトは大きい。
第26位:ポーラー 狙われた暗殺者
監督:ヨナス・アカーランド
主演:マッツ・ミケルソン
公開年:2019年(Netflixオリジナル)
定年を間近にした凄腕の殺し屋が、逆に若手の殺し屋に命を狙われる。
マッツ・ミケルソンは悪役で出ることが多いが、本作は凄腕だが定年前の
哀愁漂う初老の男を見事に演じていて面白い。
第25位:ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから
監督:アリス・ウー
主演:リーア・ルイス
公開年:2020年(Netflix配信)
アメフト部の恋愛下手は青年が、内向的だが頭脳明晰な
女性に惚れた女性へのラブレターの作成を依頼。
青年が惚れた女性は内向的な女性が恋い焦がれていた女性で
不思議な三角関係になっていく。
内容が面白いし、結末がどうなっていくのかを楽しみながら
予測できるいい映画だと思う。
アメフト部の青年が親しみやすい、いい味を出していて面白い。
第24位:グレイマン
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主演:ライアン・ゴズリング
公開年:2022年(Netflixオリジナル)
CIAの暗殺者が逆にCIAの悪事を知ってしまったことで世界中の暗殺者に命を狙われる。
アクション映画のストーリーとしては定番だが役者のカッコ良さとロケ地の美しさで、
観入ってしまう。(世界各地の観光地でロケをするのも最近のNetflix映画では定番?)
第23位:思いやりのススメ
監督:ロブ・バーネット
主演:ポール・ラッド
公開年:2016年(劇場公開なしNetflixオリジナル)
息子を不慮の事故で亡くした男が転職し介護福祉士として
再出発するが最初に担当したのが筋ジストロフィーの難病を
患い人との交流を拒絶した少年…二人の交流を描いた感動映画。
第22位:ひとつの太陽
監督:チョン・モンホン
主演:ウー・ジュンホー
公開年:2019年(Netflix配信)
傷害事件を起こし少年院送りになった次男の影響で家族が
悲惨な状況に陥る。優秀な長男にも大きな影響を与え、出所して
校正しようとしても歯車が合わない。
衝撃的な内容の映画。
第21位:サンクチュアリ -聖域-
監督:江口カン
主演:一ノ瀬ワタル
公開年:2023年(Netflix配信)
型破りなぶっきらぼうな青年が角界入りして挫折を経験しながら
成長していくストーリー。
角界の式たりや八百長疑惑などのスキャンダルの一面など、
本当にありそうな出来事も盛り込まれていて興味深い。
第20位:ザ・コール
監督:イ・チュンヒョン
主演:パク・シネ
公開年:2020年(Netflix配信)
20年前に同じ家に住んでいた女性と電話でつながることで
お互いの人生が塗り替えられていく。
後半はサスペンスホラーになり緊迫感とともに結末に
ついて色々と考えさせられる。
内容も面白い優れた映画。
第19位:ザ・ダート
監督:ジェフ・トレメイン
主演:ダグラス・ブース
公開年:2019年(劇場未公開Netflixオリジナル)
80年代に絶大な人気だったヘビィメタルバンド、モトリー・クルーの自伝映画。
ボヘミアン・ラプソディーのクーンもそうだがモトリー・クルーも好きで今でも聴いているバンド。
映画はボヘミアン・ラプソディーに比べてバンドメンバーがヤンチャでスキャンダルな内容だが、
ボヘミアン・ラプソディー同様にバンドとしての絆が観ていて感動的。
第18位:ヒットマンズ・ボディーガード
監督:パトリック・ヒューズ
主演:ライアン・レイノルズ
公開年:2017年(日本未公開、Netflix配信)
ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンという
個性的俳優によるアクションコメディ。この手の映画のストーリー展開
はほとんど同じになるが2人の個性的な演技やギャグや音楽のセンスもよく
面白い。娯楽映画として十分楽しめる好きな映画。
第17位:二人のローマ教皇
監督:フェルナンド・メイレレス
主演:アンソニー・ホプキンス、ジョナサン・プライス
公開年:2019年(Netflix配信)
バチカンのスキャンダルで退位した教皇と、その後に選出された教皇
との前教皇在任中に行われた話し合いを描いた映画。
事実を基にあったかもしれない話として制作された映画で
実際は前教皇在任中2人は会ったことがなさそう?でコメディタッチ
な内容になっている。
信者でしかわからないようなバチカンの話や二人の教皇の
実際にあった辛い出来事などがうまく描かれていて素晴らしい
内容になっている。
第16位:ROMA / ローマ
監督:アルフォンソ・キュアロン
主演:ヤリッツァ・アパリシオ
公開年:2018年(日本劇場未公開、Netflix配信)
1970年の政情不安なメキシコの中流階級の家族と、そこで
家政婦として住み込みで働く女性を描いたドラマ映画。
2019年アカデミー賞でもノミネートされていて良作だと思う。
第15位:愛なき森で叫べ
監督:園子温
主演:椎名桔平
公開年:2019年(Netflixオリジナル)
独特の世界感の映像でファンが多い園子温の新作がNetflix
オリジナルで配信されている。
北九州監禁連続殺人事件をモチーフに作られた作品とのことだが
ストーリーもしっかりしている。
犯人の異常性、サイコパス感が出ていて不気味さが凄い。
「冷たい熱帯魚」を彷彿とさせる衝撃の内容。
第14位:アウトサイダー
監督:マーチン・サントフリート
主演:ジャレット・レトー
公開年:2018年(日本未公開、Netflixオリジナル)
戦後の大阪を舞台にヤクザの世界を描いた映画。
軍を脱走後に監獄に収監されたアメリカ人がヤクザの世界
の人間と出会い出所後に正式にヤクザの組員になるという設定。
無理がある設定であるがストーリー展開がよくヤクザの世界観もよく
描けていて外人のヤクザも違和感なく観れる。
浅野忠信と椎名桔平の凄味、存在感が素晴らしい。
第13位:最後の追跡
監督:デヴィッド・マッケンジー
主演:ジェフ・ブリッジス
公開年:2016年(アメリカ、日本未公開Netflix配信)
借金により銀行に差し押さえられる牧場を手放さないために強盗に兄弟。
それを追う定年間近のテキサスレンジャーを描いた映画。
ハラハラ感もあって面白い!
第12位:ザ・ホワイト・タイガー
監督:ラミン・バーラニ
主演:アダージュ・ゴラヴ
公開年:2021年(Netflix配信)
インドの格差社会を描いたベストセラー小説の映画化。
カースト制の下位で貧乏から脱出できない青年が大地主の息子の
運転手に立候補。持ち前の機転の速さから信頼を掴み、
安定的な収入を得るようになる。
後半のストーリーはネタバレになるので詳しくは書かないが
実に面白く、かつ、衝撃的な内容。
インド映画は秀作が多いが本作も面白い。
アカデミー賞の脚色賞にノミネートされたようだ。
第11位:ヘイター
監督:ヤン・コマサ
主演:マチェイ・ムシャウォウスキー
公開年:2020年(Netflix配信)
論文の盗用で大学を除籍になった主人公が、依頼人からの要望で
フェイクニュースを流しネガティブキャンペーンを行う闇会社に就職。
陰キャラのいけてない主人公が闇会社で成功を収めていくが、歪んだ
精神を持つ主人公は更に手段を選ばない闇の活動に突き進んでいく。
決してあってはいけない内容だが現代社会ではありえる内容。
面白かった。
第10位:パワー・オブ・ザ・ドック
監督:ジェーン・カンピオン
主演:ベネディクト・カンバーバッチ
公開年:2021年(Netflix配信)
威圧的だがカリスマ性のある牧場主とその弟と結婚した
未亡人女性と息子の人間関係を描いた映画。
舞台は1920年代のアメリカだが大自然が素晴らしい映像で映されている。
カンバーバッチの演技が凄いのと最後まで結末が想像できない
ハラハラ感が見応えがある映画。
第9位:マッドバウンド 哀しき友情
監督:ディー・リース
主演:キャリー・ミリガン
公開年:2018年(日本未公開、Netflixオリジナル)
第二次世界大戦後のアメリカ南部を舞台に
農業を営む白人、黒人の家族を描いた映画。
戦争から帰還しPTSDで悩む白人青年と戦争を通じ人種を超えて
友人となった黒人青年との交流、当時の人種差別による
悲劇的な事件など見所は多く感動的な映画。
第8位:バスターのバラード
監督:ジョエル・コーエン / イーサン・コーエン
主演:リーアム・ニーソン、 ジェームズ・フランコ、 ティム・ブレイク・ネルソン、他
公開年:2018年(Netflixオリジナル)
コーエン兄弟の新作がNetflixで配信。
西部劇6作をまとめた映画だが、それぞれ全く違う話。
続けて観て当時の独特の世界観にどっぷりつかれる。
この映画のような壮絶なことが、おそらくあったであろう?
と思えるリアリティさがあり、面白い。
第7位:シカゴ7裁判
監督:アーロン・ソーキン
主演:エディ・レッドメイン
公開年:2020年(Netflix配信)
1960年代後半ベトネム戦争に反対するグループと警察との
衝突による暴動事件において反対グループのリーダーたちが暴動を
扇動したかどうかを決める裁判を描いた伝記映画。
有罪ありきの裁判の展開に驚くが、これが約50数年前のアメリカ
で実際にあったとは信じがたい。
ストーリー自体は単純だがテンポがよく引き込まれる。
第6位:チック、チック…ブーン!
監督:リン=マニュエル・ミランダ
主演:アンドリュー・ガーフィールド
公開年:2021年(Netflix配信)
同名ミュージカルを手がけた伝説の作曲家の伝記映画。
ミュージカル映画の楽しい楽曲とともに、成功を収めるまでの
様々な苦悩と恋人、友人との関係がテンポよく表現された素晴らしい作品。
ストーリーも感動的で泣ける。
第5位:ドント・ルック・アップ
監督:アダム・マッケイ
主演:レオナルド・ディカプリオ
公開年:2021年(Netflixオリジナル)
地球に衝突する可能性の高い巨大彗星を発見した大学院生と
その教授が大統領をはじめ、危機回避の必要性を説いていく。
様々な反応に振り回される様子を描いたブラックコメディであるが
とても面白い。レオナルド・ディカプリオをはじめジェニファー・ローレンス
他、好きな大物俳優が出演していのもいい。
第4位:アイリッシュマン
監督:マーティン・スコセッシ
主演:ロバート・デニーロ
公開年:2019年(Netflix配信)
ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシといった
マフィア映画の顔といっていい大物が共演した映画。この映画の製作
を知って必ず観ると決めていたが、内容・ストーリーともに凄いの一言。
本作は制作費が200億円となってしまい暗礁に乗りかかったところを、
Netflixが資金提供して完成したようだ。
ひょっとしたことから、裏社会の大物に認められ裏社会を駆け抜けた
フランク・シーランの一生を描いた映画。
ロバート・デニーロが裏社会の悲哀を見事に演じている。
第3位:全裸監督
監督:武正晴、他
主演:山田孝之
公開年:2019年、2021年
伝説のAV監督 村西とおるの波乱万丈の人生。
頭のキレる面白いおっさんと思っていたが昔からのAV業界
からのし上がってきただけあって裏の世界が垣間見れる。
ヤクザ世界も描かれていて壮絶なストーリーになっていて面白い。
第2位:愛の不時着
監督:イ・ジョンヒョ
主演:ソン・イェジン
公開年:2019年
韓国の財別令嬢がパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着。
第一発見者の北朝鮮青年軍人とのやり取りから互いに惹かれあっていく
ラブコメディー。設定が斬新で笑えるドラマ。
第1位:ハウス・オブ・カード 野望の階段
製作総指揮:デビィット・フィンチャー他
主演:ケヴィン・スペイシー
公開年:2013年〜2018年
自身の権力のためには手段を選ばない下院議員の主人公
が大統領になるまで、また大統領となってからの政権運営などを描いた映画。
現実の政治の世界でも実際にありそうなかなりやばい内容も
含まれていて衝撃の面白さ。観るものを圧倒する。