恥ずべき典型 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

先日、某飲食店でテイクアウトをした時のこと。
 
予約して、引き取り時間までに時間が空いたので
他の店で日用品を購入したりして
予約時間に引き取りに行きました。
 
テイクアウトした食事が入った袋と、
買い物袋で両手がガッチリと塞がって、
なんとか数本の指で、ドアの取っ手を引っ張って
店を出ようとしたら、
入店しにきた若い男性の軍団が何も言わず、
私の開けているドアから入ってきました。
4~5人の普通のお兄ちゃんたちです。
まるで自動ドアかなんかと思っているように
私には目もくれず、入店していきます。
人が一人通れるぐらいの扉だったので、
途中で先に出るに出られず。
 
いや…あのぉ…
「ちょ、ちょっと待てよっ!」
木村拓哉じゃなく、ホリで再生されましたか?
そうですね、それでもいいです。
 
なんでおまえらのドアマンやらなあかんねん。
それもスシローで。
 
スーパーの買い物袋と、平たくしとかなあかん袋を
両手に抱えている私は
どこをどう見ても店員には見えないだろう。
店員は和っぽい制服着てるしな。
 
私の背後にある席の待合所は、そこそこ混んでるし
私を先に出したほうが空間ができていいだろ?
そんな思考もできないなんて
おまえらの脳ミソはカニミソか!
 
やっと、男の軍団が通り終えたかと思いきや、
今度は家族連れ。
トップはラフオブキングなテイの父の面した男。
案の定、指一本もドアを押さえることなく
私の厚意100%で入店。
そして子供2人、最後に母。
母はスマホ弄ってるから
そもそも前を見てもいない。
おい、バカ親よ。
周りを見ろって。
おたくの子たちは、一度私のほうをチラッと見て
か弱き力でドアを小さな手で押さえたぞ。
親より数倍、賢い子だ。
 
両手いっぱいの状態で
10人ほどを優先させるハメになり、
誰一人「出ますか?」な空気も出さないし、
「すいません」とか「ありがとう」も言わねーの。
 
これ外国人だったら、
ほぼ100%、ドアを押さえて先に通してくれると思う。
 
これはレディファーストの問題とかじゃなく
男女関係なく最低限の優しさの問題かと思うけど。
 
…とか言うと、
レディファーストなんてものは弾避けだったんだとか
毒見だったんだとかガーガー言う人がいるが
要はしたくないんでしょ?
 
あと、男女平等なんだから
女性が重いもの持ってても当たり前!
荷物の重い重くないも同様に…とかいう人もいるけど
そういう意見の人は、
例のジェンダー平等×スポーツ競技問題にも
心が女なら「女性部門」で問題なし、とか言うんかな。
 
これも、社会で問題になるのは大抵「心が女の人」で、
「心が男の人」がそうでもないというのも
ある意味、逆の逆いくジェンダーギャップな気も。
 
おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!おーっ!
 

 

日本のジェンダーギャップ指数125位 

前年より後退G7で最下位(毎日新聞)

 

 

アジア諸国でも、韓国や中国をも下回っているんですと。

 

この手のニュースがあがるたびに

「こんなの間違いだ」

「他国はホニャララナントカで基準自体が違ってる」

とか、否定に入る男性方がいたりしますが

だから「過去最低」になるのでは?

 

このニュースに合わせて、再度話題となっているのが

こちらの人生相談。

 

「義父が荷物を全て私に持たせる」理由

 

これ、2020年の記事なのですが、

今も何も変わらず読めますね。

 

「恥ずべき典型」

興味深いです。