エグい、とか
グロい、とか
いつからカタカナとひらがなの混ざった新形容詞?になったんだろう。
ゑぐい、蘞い。
ぐろい、はグロテスクとかのグロからだろうけど、
「異様なさま。無気味で不快なさま」とある。
エグいも、グロいも
今じゃエンタメ感入った軽い表現になってますよね。
自分の家族が事故や事件に巻き込まれて、
ひどい目にあった時に「エグすぎます!😢」とかは
言わんだろうし。(人権ないもそんなに簡単に言わないよね)
今回の映画も「エグい」という表現を目にして、
ついつい好奇心で軽い気持ちで観てしまいました。
エグさ、グロさを通り越して、もうスプラッター映画です。
怖いです。
バラバラ惨殺死体とか出てきますので、血が出るとか
痛みを感じる演出とか苦手な方は観ないことをオススメいたします。
視聴制限あり。R18+になっています。
日本題: 悪魔を見た
韓国題: 악마를 보았다
韓国は2010年公開、日本では2011年公開。2時間24分
監督: キム・ジウン
脚本: パク・フンジョン
【あらすじ ストーリー】
ある夜、雪の夜道で婚約者との電話のあと、ジュヨンが
忽然と姿を消し、数日後、バラバラ死体となって発見される。
ジュヨンの婚約者の国家情報院警護担当のスヒョンは、
自分の大事な婚約者を守れなかった怒りから、半月の休みを取り
婚約者の父や、後輩から捜査関係の資料を入手、
極秘で犯人を追い詰めようと単独の捜査に乗り出す。
何人かの容疑者の中から、ギョンチョルという中年男にたどり着く。
密かにもぐりこんだギョンチョルのアジトで、たくさんの被害女性の
ものとみられるカバンや遺品を見つけ出す。
血の跡が残った側溝から婚約者の指輪も…
ギョンチョルと最初の対面で打ちのめし意識を混沌とさせたあと、
体の中にマイク付きのGPSチップの入ったカプセルを飲ませ解放する。
ギョンチョルがまた犯行に及ぼうとするたび、捕まえて倒し、
死ぬほどの苦痛を与え続けては解放を繰り返す。
ギョンチョルに法の裁きを受けさせるのではなく、
“完全なる復讐”を遂行することに執着するスヒョンの行く末は…
念のため、キャストもネタバレに放り込んでおきます。
以下、ネタバレ。
【出演者 キャスト】
国家情報院警護チーム長 キム・スヒョン: イ・ビョンホン
連続強姦殺人犯/塾送迎車運転手 チャン・ギョンチョル: チェ・ミンシク
ソウル江東警察署 チャン班長 ジュヨンの父: チョン・グックファン
スヒョンの婚約者でチャン班長の娘 チャン・ジュヨン: オ・サナ
ジュヨンの妹 チャン・セヨン: キム・ユンソ
キョンチョルの仲間/殺人鬼cannibalism テジュ: チェ・ムソン
テジュの女/元はギョンチョルの彼女? セジョン: キム・シウン
ペンションの元の住人: パク・ソヨン
ギョンチョルの父: キム・ボンス
ギョンチョルの母: ソン・ヨンスン
ギョンチョルの息子サンウォン: チャン・ジョンウォン
国家情報院 企画2次長: キム・ガプス(特別出演)
国家情報院警護チーム スヒョンの後輩: イ・ジュニョク(友情出演)
国家情報院 企画局長: チェ・ジノ
ソウル江東警察署刑事課 オ課長: チョン・ホジン
カン刑事: チョ・ドクチェ
パク刑事: ハン・チョル
刑事: オム・テグ
刑事: チョ・ミョンヨン
バスを待っていてギョンチョルの車に同乗する女性: ハン・セジュ
塾送迎を利用して襲われる女子中学生: イ・ヘリン
タクシー強盗(運転手): イ・ソルグ
タクシー強盗(後部座席): チョン・ミナム
性犯罪前科のある容疑者 パク・ハンギ: キム・ガンイル
前科のある容疑者 チャング: ユン・ビョンヒ
ギョンチョルが立ち寄った病院の医師: キム・ジェゴン
ギョンチョルが立ち寄った病院の看護師 ハン・ソンイ: ユン・チェヨン
オ課長の妻: ナム・ヒョンジュ
オ課長の娘: ナム・ボラ
薬剤師: キム・ヨンチャン
老いた薬剤師: シン・シンボム
【超個人的感想・ネタバレあり】
・何度も口を酸っぱくして言いますが、しょっぱなの殺人の場面から
衝撃が強いです。苦手な方はご注意を。
・雪道でタイヤのトラブルで立ち往生。車のなかで助けの車の
到着を待っているなかで、不審な車が現れたらそれだけでも
怖いのに、助けを装って声を掛けられ…でフロントガラス割って
こられたら抵抗のしようがない。恐怖。恐怖です。
必死に最後の力を振り絞って、命だけは…と助けを求めても
すぐさま斧が……怖い。怖すぎる。
・イ・ビョンホンも、婚約者のパパのチョン・グックファンも
キム・ガプスもイ・ジュニョクも、チェ・ジノもチョン・ホジンも
オム・テグもユン・ビョンヒも、チェ・ムソンもみんなみんな若い!
みんな10年後も大活躍してるよ!
・性犯罪込の残忍な連続殺人鬼にするジワジワ追い詰め復讐として
「腕を折る」「アキレス腱を切る」「口に串を刺す」とか苦しめる目的で
行うんですけど、まずは再犯防止に下半身を切る、がもっとも重要だ
と思うんですけどね。再犯防止策として。
物語の表現的にダメなんですかね?
心臓、脳、の次に大事な場所なんですか?
監督の性別は?そりゃ男よね。男としては庇うの?
女性なら、迷わず切断に行くところでしょう。
それをしないから、第二、第三の被害者が出る。
女子中学生や看護師の件なんて、半分ぐらいスヒョンにも
非があるでしょう?
・途中から、犯人は、もうただの性欲の鬼物、怪物なんですよ。
なんでそんなに人をバラバラ死体にしてまで女性を襲い続けるのか
頭おかしいんですよ。そんな犯人をただ簡単に殺して復讐するのは
惜しいと半殺しにして追い詰める遺族の復讐。
男同士の勝った負けたの闘いになっていくんですけど、結局
弱いものがどんどん被害に遭って。またここが腹立つ。
弱い者だけが生きているのも辛いような事件に巻き込まれるor死ぬ。
やっぱり、まずはちょん切っておかんと。
・犯罪者の友達はまた犯罪者。人肉まで食っちゃうテジュは、
スヒョンに手にドライバー釘刺しにされて、自分で抜こうとするけど
持ち手が取れる(笑)。細くなった棒をつかんでも血で滑るし。
手から抜こうとする痛々しい場面。
・韓国は2007年以降、死刑が行われていない。なので、この
ギョンチョルを大人しく自首とかさせると刑期を終えて出てくる
可能性もあるし、おとなしく刑務所に入れさせたくないスヒョン。
そりゃそうだけど。だからこそ、まずはアレをちょんギレって。
・あまり、イ・ビョンホンに期待していない世代なんですが
今回もまぁ国家情報院勤務という設定で、アクションはキレキレだし、
足音しなさそうな身のこなしとかさすがなんですけど。
でもね、犯人を追い詰めて大きめの石で殴打する場面の石が
めちゃめちゃ軽そうだった。多分、発泡スチロール。
それ、撮り直さないの?
・手首折るとかはまだねぇ、いいんだけど斬首台とか、
アキレス腱ぐりぐりーっとか画面を手で覆うしかなくて
ちょっとした自宅お化け屋敷。
・今回の映画、4つのエンディングを収録していたそうなんです。
そのうちのひとつは、国家情報院が、ある意味、スヒョンを庇って
偽造の身分証明書を与えて、出国させるというもの。
他、ギョンチョル殺害後、人肉をカルビと騙し家族らがそれを
食…いやぁもう…
・韓国映画・ドラマあるある。一人で行くには無理あるところに
なぜ一人で行くかなー。武器も持たずに。
・犯人逃走中、サッカーのユニフォームを手に入れて着るんだけど
そのあたりからちょっとコントっぽさが漂ってた。
・死んでも犯人を苦しめる方法→死の瞬間を家族に見せること。
死を家族の手でもたらすこと。未成年の息子も含めて…。
この罪の重さは、エグいですか?グロいですか?
・バカ息子が死んだことで保険金は手に入りますよ、お父さん。
・観終わった時に、あれでしょ?スヒョンも悪魔になったんじゃないか
っていう議論をさせたいんでしょ?…っていう捻くれた気持ちになる。
星は
★★★★★★★☆☆
面白い…っていうジャンルじゃないんだけど、多分暫く忘れられない
感じがしたので、少し高めの評価です。
