韓国ドラマ「アスダル年代記」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

韓国の歴史もの(これは歴史以前って感じだけど)は、できるだけ

観ない努力をしているんだけど、「ヴィンチェンツォ」からの流れで

ソン・ジュンギ、ならびにキム・ソンチョル目当てで観てしまった…。

 

まず、「人類が…」とか言うような時代(もちろんファンタジーでは

ありますが)設定なのに、韓国語がメインというのがツッコミどころ。

 

そして主演の一人、チャン・ドンゴン。

今が、韓国第4次ブームだそうですが、それでいうと、この人は

第一次あたりの人なんですよ。なので、なんというか…クラシカル。

そう、最近学んだ表現の方法「クラシカル」(笑)。

第一次ブームの頃は、まったく興味なかったので

「あなたが好きです!」とか言われても、なにこいつ…(失礼)とか

思っててごめんやで。

 

原題: 아스달 연대기

韓国での放送は、2019年6月~

現時点(シーズン1)で18話がNetflixで配信中。

「え?これからなのに??」みたいなところで終わっています。
このあと、全3シーズンを予定していたそうですが、シーズン2が

コロナの影響で延期中のため、どうなることやら。
制作費は全部で、540億ウォン(約47億円)を予定だとか…。


脚本キム・ヨンヒョン / パク・サンヨン
演出キム・ウォンソク
 

【 あらすじ 物語 】

国家もなく、王もいない古代大陸アス。

ホモサピエンスは夢を見ることも出来ず、大自然のピラミッドの

頂点に立つこともできなかった。

姿は人間に似ているものの“人間”ではない身体能力や

考え方も違う青い血の「ネアンタル」など多種多様な人類が

暮らしていた。しかし、ネアンタルの能力を恐れた古代人達は

タゴンを筆頭にネアンタル族を滅ぼす。力で戦っても勝ち目がない

ので、贈り物として獣しかかからない疫病に侵された家畜を贈り、

全滅させる。贈り物を届ける役目をしたのが、主人公の母である

アサホンだった(狙いは知らず)。あまりの残虐さにその場に残り、

子供らを救うアサホン。そののち、ネアンタルの生き残りである

ラガズと一緒に暮らし始め、やがて愛し合うようになり、双子の子供よを授かる。、ウンソムとサヤ(ソン・ジュンギ一人二役)だった。
しかし、ネアンタル狩りは続けられ、ラガスは死に、サヤはタゴンに

連れ去られてしまう。アサホンは、ウンソムを守るため、呪いの力が

及ばないであろうイアルクの地へ行くことにした。巨大な崖の下の

イルアクへたどり着くために10年の月日が流れる。アサホンは

過酷な旅のあと、ついて早々に死んでしまう。
ウンソムは、イアルクの地でワハン族と暮らすことになった。
ウンソムは、人間とネアンタルの混血として生まれた「イグトゥ」独特の

紫の唇をしていたため、仲間外れに遭う。

そんな中、いつも自分といてくれるタニャに惹かれていく。

ある日、穏やかに暮らしていたワハン族のもとに、アスダルから

軍が送り込まれ、大地征服に巻き込まれていく。

 

一言感想は、
「とにかく役者の揃えが豪華すぎる!」

 

以下、キャストを並べていきますが、人が多すぎるし、

カタカナばかりだし、で調べも力尽きた…といった感じ(笑)

ちなみに、一時期巷をにぎわせた日本人女優さんも出演しています。

念のためネタバレ踏みたくない方は、ここから先は読みませんように。


【キャスト 出演者】
タゴン(セニョク族): チャン・ドンゴン

ウンソム(人間とネアンタルのハーフのイグトゥ): ソン・ジュンギ

タゴンの養子 サヤ: ソン・ジュンギ
タニャ(ワハン族): キム・ジウォン

テアラ(へ族): キム・オクビン

↑↑↑↑ここまでがメインキャラってところでしょうか↑↑↑↑

タゴンの青年期: チョン・ジェウォン
ウンソムの少年期: キム・イェジュン
タニャの少女時代: ホ・ジョンウン

サヤの初恋の人 セナレ: キム・ジス(BLACKPINK)

《白山(ヒンサン)族》 とは。アスダル地で暮らす人間。ヒンサン族の中でも

神の声が聞こえるアサ氏一族は『祭事』を司っている。この地の最古の氏族。

ウンソムの母もアサ氏。

<アサ氏>
族長 アサロン: イ・ドギョン
アサ氏直系ではないが、大祭官を務めている。

ウンソムの母 アサホン: チュ・ジャヒョン(特別出演)
ネアンタルのラガズと愛し合う。呪いからウンソムを守るために
イアルクの地へ向かうが、到着してすぐに亡くなる。

アサホンの母 アササカン: ソン・スク
白頂山の母と呼ばれる。

アサロンの側近/タゴンの妻 アサモ: ソ・ウナ
アサロンの側近 アサヨン: チャン・ユル
巫女 アサム: パク・ジウォン

<他の白山族>
アスダル市場の商人組合 薬匠 ハリム: チョ・スンヨン
ネアンタルを壊滅に追い込んだ病原菌を手配した。
ハリムの娘 チェウン: コ・ボギョル  トッケビのウンタクの友達
チェウンの妹 ヌンビョル: アン・ヘウォン
元は孤児。実はネアンタルの唯一残された女性。
ハリムの妻 ガムシル: 
ハリムの家の使用人 スチョン: ユン・ヨジン

フィンサン族出身の染色工房 モ・ミョンジン: リュ・シヒョン

アスダルの民: イ・ドグク

(ヴィンチェンツォにも出演。爆弾つけられて殺される人)

 

戦士プルンゴミ: キム・ソルジン(ヴィンチェンツォのダンス教室の先生)
熊女ウンニョ: ソン・ゴニ

《セニョク族》とは。アスダル地で暮らす種族で、軍事を司る。
 

アスダルの連盟長/タゴンの父 サヌン: キム・ウィソン
タゴンの異母弟で親衛隊総官 タンビョク: パク・ビョンウン
タンビョクの娘 ナリン: チェ・ジウォン

 

セニョク族連盟軍の筆耕長 テテ: イ・ファンイ

{タゴン直属部隊「デカン部隊」}部族の集まりだが、ヘ族の人間はいない。
部隊の兄貴分 ムベク: パク・ヘジュン ←「夫婦の世界」以降、信じない(笑)
ムベクの弟 ムグァン: ファン・ヒ ←九尾狐伝からのギャップよ…

 キツネからのオオカミ

 

後に政治軍人へ ギルソン: パク・ヒョンス ←いつもクセ強め系

←不時着の時   前世(うそ。アスダルの頃)→

私の心の中では、アンガールズ田中と呼んでる…。


衛兵団団長/ギルソンの幼馴染 ソダン: ファン・ミノ
衛兵団団長/ギルソンの幼馴染 ピョンミ: キム・ジョンウ

 

巨体で怪力 キタハ: イ・ホチョル 
マスクをして寡黙 ヤンチャ: キ・ドフン(特別出演)
ムグァンと行動を共にするパク・リャンプン:ソン・ユテク 
ヨンバル: チェ・ヨンジュン ←ヴィンチェンツォの社長

 

《へ族》とは。火の城塞に住み、青銅を作る技術と、農耕技術を持つ。

へ族の長/テアラの父 ミホル: チョ・ソンハ
テアラの使用人 トゥアク: ユン・サボン
ミホルの側近 ヨビ: パク・ソンヨン
ミホルの情報収集担当 フルリプ: ペ・キボム
農耕技術者 ガオン: ホン・ジヒ
青銅技術者 ガタク: イム・ジウン

《ネアンタル族》とは。紫色の唇・血、背中には青い模様がある。強大な力と

速さ、月のない夜でも見える視力を持ち、夢を見ることのできる霊能力もある。

ウンソムの父 ラガズ: ユ・テオ
ロティプ: ニックン(2PM)
種族を壊滅させられた時、子供だったロティプはアサホンに守られ

生き延びた。
生存者 イスルプ: ソン・ジョンホ

《ワハン族》イアルクの地で暮らす。アスダルの人間たちと同じ言語を話す。

族長/タニャの父 ヨルソン: チョン・ソギョン
チョソル: キム・ホジョン
後継者で他の種族の言葉を話せる ダルセ: シン・ジュファン
村一番の力持ち ムンテ: パク・ジン
他の種族の言葉を話せる トデ: ヤン・ギョンウォン
プクセ: キム・チュンギル
トゥンジ: シン・ムンソン
コムプル: ソン・ジェリョン
アガジ: パク・オクチュル
ドティの母 オルミ: キム・ビビ
オルミの娘 ドティ: コ・ナヒ
ウルミ: キム・ビビ

《アゴ族》
奴隷仲間 イプセン: キム・ソンチョル
奴隷だったがウンソムと行動を共にする。モモ族の言葉が話せる。

 

なんといってもここですよね…。


これが縁で…

💛💛💛 めちゃめちゃ今後が期待のキム・ソンチョル。


<ミョ氏>
族長 パサ: 
ミョ氏族の戦士 タチュガン: ハ・ジュン
ミョ氏族の女性戦士 ミルソル: 
ミョ氏のハルモニ: 

<テ氏>
族長 テ・アプドク: コ・チャンソク(特別出演)
テ氏族の助言者/赤い爪 スハナ: キム・ジョンヨン

テ氏族の戦士 テ・マジャ: ハン・ミン
テ氏族の戦士 テ・タチ: コ・サンホ

これが、ヴィンチェンツォでは、こう↓


テ氏族の戦士 テ・ニマ: チョン・ドンフン

《ケラン族》
奴隷仲間 バドル: テ・ウォンソク
スハナ: キム・ジョンヨン

《ムルギル族》
奴隷仲間 チャラナギ: ペク・スンイク
 

奴隷の管理役 ショルジャギン: キム・ドヒョン
管理役 コルドゥ:リュ・ソンヒョン 
オルマテ: クォン・ボムテク

《モモ族》
奴隷仲間 サトゥニク: チョ・ビョンギュ←売れっ子すぎ。
シャバラ(権力者) カリカ: 唐田えりか 
サトュニクの妻 タピエン: シム・ウヌ

もう……やめたやめた!調べるのやめた!

【 出演者 キャスト 】

・とにかく出演が豪華すぎて(『国』を描いてますからね)キャスト

探しきれないっ。

 

・ざっくり言うと、すっごい高い場所にある都会的な国が、

ある派閥によって権力を持ち出して、別世界のように暮らしていた

ほかの田舎町を侵略して、大きな国にして統一を図ろうとする…

という物語。もちろん侵略には暴力が伴う。それは人間だけではなく、獣とされる(しかしごく人間に近い姿の)生き物も含めて。次第に、

侵略や強奪は仲間であった人間の間でも行われるようになる。

 

・「韓国の古代人類史ファンタジー」なので、いろいろと

複雑な名称が出てくるのは仕方ない。最初のうちは、人類以外の

存在も出てくるし、韓国語ですら理解できないのに(笑)
それ以外の造語?の言葉が部族ごとに違ったりするので、

お手上げ状態(笑) 物語前半は「役者が豪華~」ぐらいの感想を

持ちながら、なんとなくで理解していくしかない。


・架空の地図もご丁寧に作られたサイトがあるようですので、

ご覧になられるといいかも。

・「人類始原説話」と「檀君説話(「三国遺事」に登場する神話上の

古朝鮮の王)」を再解釈して、ファンタジー的設定を盛り込んでいる

作品。授業でやられたら、間違いなく寝ている内容(笑)。

・各話の頭に出てくる〇に・とか、〇に…とか、

あれは何かの文字なんだろうか。

・大黒壁という巨大な崖の上にあるのが、アスダルの地。

下にあったのがイアルクの地(塩の砂漠などがある)。

ずっと隔てられていたが、タゴンが数年かけて巨大なはしごを

架けたことで行き来が可能に。

上は征服のためでもあり、下としては迷惑な話。

 

・神話も織り交ざってくるが、神話に詳しくないのでどこまでが

物語オリジナルなのかは謎(解ききるつもりもない(笑))
前半に出てくる「アラムン ヘスラ」は、アサ・シンの使者で

アイルズの息子。アスダル連盟の創設者であり、

アスダルの統一と和合の神。…らしい。

・父親さえも殺すタゴン。でも、タゴンは実はウンソムと同じ紫の血が

流れるイグトゥ。なので、人前で血を流すわけにはいかない。

今までそれがバレた相手は、友達であろうとも即刻、家族共々に

殺害してきた。「混血」って久々に聞いたな…。

 

・ネアンタルの皆様、本当にお強い。実は唯一のネアンタル女性が

アスダルに一人だけいて。彼女はか弱い女の子だけど、養父母から

いざというときのために、武器の訓練を受けてるんだな。

でも、本来のネアンタルの身体能力にこれが加わっちゃうと、

肉体が負けちゃうからだめなんですよ。でもねぇ…やっぱり

両親を殺されたりするとねぇ…。出ちゃうよねぇ…。

で、ここの姉妹が血の繋がりないけど、二人とも可愛い。

童話から出てきたみたいな感じ。

 

・タゴンの愛人テアラを演じるキム・オクビンさんは、年齢不詳(笑)。

私が見たのは悪女という映画だったけど、もうバンバン人殺していく

映画でして、アクションができる女優さんなんだよね。

こちらの作品でも、結構暴れる。

 

・天然パーマで少年のようでかわいいウンソムと、

タゴンとテアラに育てられ残虐性も見え隠れする大人なサヤ。

童顔ってすごいね、ソン・ジュンギしー。

 

・ソン・ジュンギさんに負けずと童顔な女性が登場。

どこの国かわからない言葉を(ドラマオリジナルでしょう)話し、

部下の男性兵士たちを一声で動かすモモ族のカリカ様。

声の伸びが少し低めで通りも良くて、いいじゃんこの女優さん!

って検索して驚いたのは、日本人だったこと。それも、日本では

今後活動しにくいかなぁ…というスキャンダル持ちのあの女性。

いやぁ…このキャリアつんでいけば、棒読み芝居のあんな東出なんて

どーでもよかったじゃーん。もっと上を目指せよ~~と変な励まし。

 

・モモ族が滝に落ちたウンソムを恩返しで助ける時に、

水の戦士?だったかな?とかいって飛び込んでいくの。

迫力あって、あり得ない感じもあってかっこよかったー(なんだそれ)。

 

・「これからじゃん…」ってところでシーズン1が終わる。

続きを探したもん。なので、早くシーズン2を観たい。

楽しみにして観たいという気持ちより、役名とか、族とか

忘れてしまわないうちに観たい(こら)

 

思い出したことがあれば、書き足していきます。

 

シーズン1。星は

★★★★★★★☆☆☆ 

丁寧にお金をかけて作られているのは伝わった。はよ続編を。