韓国ドラマ「ハイエナ 弁護士たちの生存ゲーム」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

原題「하이에나」

韓国SBSで2020年1月31日~4月11日まで放送、全16話。

日本では、Netflixで4月18日より配信開始。


脚本: キム・ルリ

監督: チャン・テユ


法と違法、正義と不義、道徳と不正の境界を行き来し、

金のためなら手段と方法を選ばず勝利し、金を追う

真のハイエナ弁護士チョン・グムジャ。

一方、元最高裁判所長官の祖父、現職部長判事の父、

現役判事の兄を持ち、ソウル大学法学部首席入学・卒業した

法曹界の“クムスジョ”(黄金のスプーンと箸という意味:

裕福な家に生まれ、特に努力しなくても贅沢な生活ができる人のこと)

であり、韓国大手の法律事務所ソン&キムの最年少の

パートナー弁護士であるユン・ヒジェ。

この二人を取り巻く人間たちが繰り広げる法廷ヒューマンドラマ。

もう、一話の冒頭から、チェ・ジフン演じるゴリゴリな弁護士の

裁判シーンからなので、「おお…」と、少し後退しかけた(笑)。


【キャスト】
弁護士 チョン・クムジャ: キム・ヘス
キム・ヘス作品はおそらく初めて。だいぶ長い芸能生活経歴を

お持ちのようですが、現在49歳(2020年9月には大台へ…)とのこと。

お顔に多少の違和感を感じるのは私だけでしょうか…ね…
ただ、その違和感をも凌駕する熱量のあるお芝居。

あれぐらいなら、ありなのかなぁ~?



弁護士 ユン・ヒジェ: チュ・ジフン


彼が2006年に抜擢されたドラマ『宮』での皇太子役…

夢中で観てキュンキュンしていたわぁ…

いまやすっかり大人の男です…。


《弁護士事務所 ソン&キム》
代表弁護士 ソン・ピルジュン:イ・ギョンヨン
代表弁護士 キム・ミンジュ:キム・ホジョン
ソン&キムの前身、キム・ビョンフン法律事務所を立てた

キムビョフンの次女。姉はソン・ピルジュンの妻(寝たきり)。

弁護士兼運営委員マ・ソック:ソン・ヨンギュ
シニアアソシエイト弁護士 カ・ギヒョク:チャン・ソクホ
ユン・ヒジェの同期。

弁護士 キム・チャンウク:ヒョン・ボンシク
記憶力のいい弁護士。離婚後、1人娘を育てている。

 

アソシエイト弁護士 プ・ヒョンア:パク・セジン
新入弁護士ナ・イジュン:チョン・ジファン

チョン・クムジャの秘書 イ・ジウン:オ・キョンファ

ユン・ヒジェの高校の後輩 シン・ユミ:ファン・ボラ

APイオンの韓国支社長ケビン・ジョン: キム・ジェチョル

 

イシュームグループ  ハ会長:  イ・ドギョン
イシュームグループ ハ・チャンホ代表:  チ・ヒョンジュン
ハ・チャノの愛人ソ・ジョンファ: イ・ジュヨン(元AFTERSCHOOL)
ハ・チャンホの秘書チョ・ウソク: パク・スヨン

ハ家の長女 ハ・ヘウォン: キム・ヨンア

ハ・チャンホの弟 ハ・ジュノ: キム・ハンス

 

SSグループ ソン・ポンウ(キム・ジョング)会長

検事 クォン・ヨンウン:イ・キチャン

チョン・グムジャの養父: どーにも名前が出てこない!!

 この方、お心当たりの方は…(笑)

ユン・ヒジェの父で最高裁判事 ユン・チュンヨン:イ・ファンイ
ユン・ヒジェの兄 ユン・ヒョクジェ:キム・ヨンジェ
ユン・ヒジェの秘書:パク・ボイン

元刑事パク・ジュホ: ホン・ギジュン

飲酒運転でやらかしたらしいですね…

 

以下、ネタバレ含む感想です

 

 

・チェ・ジフン。昨年は映画「神と共に」で私の中に、

チェ・ジフンブームが巻き起こってたんですが、いやぁ、渋い。

渋いけど、まだ、38歳。そう、38歳といえば、

われらが村上信五と一緒。

↑劇中のチュ・ジフン。身長、188cm。

村上信五の身長、169cm。私とほぼ変わらず。

……って、身長の話はどうでもいい。

この、実年齢38歳と、実年齢49歳の大迫力なキスシーンも

あったりしちゃって、もう。熟年層の希望の星、キム・ヘス(笑)

 

問題となったそのキスシーンの、メイキングシーンを見たんですけど

撮影終了した瞬間、チュ・ジフンがそっと抱きしめるんですよ。

カットかかっているのに。そして、背中を軽く、トントン……

えーーーー、紳士~~♪ 鼻血もんですよね??え?

 

・二人の出会いの場面は、キム・ヘスさんも変装というか、

髪型とかも変えたりして騙しかけるんですけど、その恰好がこちら。

前髪下ろして、髪の毛、うねうねさせると

こんなに行ける?みたいな(笑)。…見習おうと思いました。

 

・韓国ドラマにありがち、悪役が明白で(今回で言うと、ソン&キムの

代表ね)、キャストと一緒に「戦って倒そうぜ!!」みたいな気持ちに

なるのが、いいよね。

 

・後半の物語に出てくる「ホワイトホテル」。この前、鎌倉に

行ったとき同じホテル名を観かけて二度見しました。

 

・ユン・ヒジェのお父さん(最高判事)が、後々裁判にかかるんですけど

この人の主張というか、その後というか、すっきりしないまま終わった

印象でした。もう、ええわ、ほっとこ。しょーもな!!な気分です。

 

・弁護モードの中で、多くの名前が出てくると、頭がシャッターを

おろしてしまい、ちょっと寝落ちする、という現象がありましたが、

多少寝ていても、二人のラブなシーンになると、パッと目が覚めてたの

あれ不思議。

 

・同僚のカ・ギヒョクという弁護士が…なんていうんだろう…

小さぇな、って(笑)。なるんですよ。それだけお芝居が上手だった

ということなんでしょうけど、しばらく、この役を演じたチャン・ソクホさん

は、信用できないと思います(笑。いやいや)

どうも小五月蠅くて、おしゃべりな男が地雷のようです。

 

・大人なドラマです。お二人の関係性は、今後どうなるの?

いいのよ、続編作ってくれても?な面白さのあるドラマでした。

 

 

総合感想。

★★★★☆(★3.8)