韓国映画「パラサイト 半地下の家族」 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

くるねぇ…。

 

後味がアレで、

韓国映画らしいねぇ…。

 

いいねぇ…。

 

この日は映画館をハシゴした。

一本目は東中野。

 

そしてこちらは、吉祥寺。

なかなか公開している映画館が少なくて大変。

ただ、吉祥寺オデヲンは、誕生月割引をしてくれていて、

それはとてもありがたかった。

 

 

カンヌ国際映画祭[最高賞]パルムドールに輝いたそうです。

原題:기생충 寄生虫

 

先日観た、バラエティ番組「三食ごはん 山村編」の

ゲストがパク・ソジュンさんで、

彼を出迎えたレギュラーのパク・ソダムちゃんが

「(映画で共演して)顔見知りなんで嬉しいです」と言ってたのが

観ようと思ったきっかけでした。

 

【あらすじ】

全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす

貧しいキム一家。大学受験に失敗し続けている長男ギウは

エリート大学生の友達に家庭教師の仕事を紹介される。

 

身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が

暮らす“高台の大豪邸”。

思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、

続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。

徐々に“パラサイト”していくキム一家。

 

しかし、彼らが辿り着く先には、誰にも想像し得ない

衝撃の光景が待ち構えていた―。

 

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映画館で一緒のエレベーターに乗り込んだ老夫婦が

「あの役者さんはいいよねぇ。彼は間違いないんだ」

って、語ってて、誰のこと??と気になった。

 

多分、一家の大黒柱を演じたソン・ガンホさんのことだろう。

この映画をパク・ソジュンさん狙いで見に来る人は

そういないだろう(笑)。

特別出演と書かれる程度の出番なのだから(笑)。

 

監督: ポン・ジュノ
脚本: ポン・ジュノ / ハン・ジンウォン

【キャスト】
《半地下で暮らす貧乏一家 キム家》
父 キム・ギテク: ソン・ガンホ
母 チュンソク: チャン・ヘジン
息子 ギウ: チェ・ウシク
娘 ギジョン: パク・ソダム(キム・ゴウンちゃんに似てるー)

ギウの友人: パク・ソジュン(カメオ出演)

《金持ちの一家 パク家》
父 パク・ドンイク: イ・ソンギュン(コヒプリ以来です)
妻 ヨンギョ: チョ・ヨジョン
娘 ダヘ: チョン・ジソ
息子 ダソン: チョン・ヒョンジュン

家政婦 ムングァン: イ・ジョンウン

…と

これ以上は激しくネタバレしてしまうので、控えます。

そう、ネタバレは避けたいのです。

雰囲気だけお伝えすると、

この日韓の関係の中なのに関わらず、映画館は満員でした。

客層も老人から若者まで男女問わず。
結構、序盤?は、笑いも起こっていました。

「上級国民」なんて言葉が世間に出だしてから、
どれぐらい時間が経ったのかわかりませんが、
いろんなことを考えさせられます。

残酷なんです。
映画が残酷というより、社会背景かな…

時差をもって(笑)ジワジワきます。

 

Y新聞。

 

 

最後に吉祥寺オデヲン情報。

駅からの移動距離は抜群に良いし、

周囲の食べ物屋も豊富なので時間つぶしも楽。

オンライン販売あり。誕生月割引(身分証確認)あり。

 

二階のシアターで見たんですが、

前方との高低差があまりないので、見やすさは△。

真ん中ゾーンの席は、前席との互い違いがあります。

トイレは意外と広い。

席は狭めですが、前後の幅は、東中野よりはありました。