余裕のなさにも程がある~墓参りツアー~ | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

親戚から、急なスケジュール調整を迫られて、

なんとかたまたま空いていた休日、

それがたまたまお盆の終わりに仙台に行ってきました。

いつものことだけど、帰省は精神的にやられるわけですが、

今回は自分の両親の墓じまい&改葬…

つまり私がこのまま独身で死んだ場合に入るお墓の

あれやこれやをするための帰郷なので文句は言えない。

暑さに負けず、帰省に負けず、財布事情にへこたれず…

きばってこーぜいぇいいぇいいぇーい…

 

朝から気温の高いなかを、東京駅へと向かう。

土産に用意したお菓子が、涼感で選んだもので、

重量的にはなかなかのヘビー……

東京駅でいつものおにぎりを買い込み、新幹線車内へ。

出発時、友人の応援するサッカーチームのユニフォームを着た

男の子を観かけまして。今日もどこかで試合なのだろうか…

友達も遠征してるのかな?とLineで連絡を取ると

偶然にも試合は仙台で行われる予定で、

友達は既に仙台入りをしているというじゃないですか。

それもいろいろな奇跡の条件が揃って、夜まで自由だという。

まじか。

なんなら、深夜発ちで良ければ新幹線代浮かせられたね、と。

まじか。

三茶あたりで近々飲もうよ、(彼女の)誕生日祝いあるしさ、

でも予定合わないよね…なんて話をついこの前していたばかり

なのに。それが仙台?とは。まじか。

昔から『偶然』が重なりすぎて、運命を感じることが多い

友達だけど…。ここまでくると…夏の怪談だよ、と(笑)。

2時間かけての旅路のなか、少し逢おうか、なんて話に。

 

席は三人シートの窓際。隣りにはしばらく人が来なかったものの

どこかの駅から女性が乗り込んできて、ハイヒールを脱いで

寛ぎだしました。これはトイレには行きづらいパターンだ。

窓からの日差しが熱い…。日差し避けの窓のシェードっつーの?

あれ、後ろの人にも影響するから下していいものか悩むよね。

 

仙台駅について、まずはお手洗いへ。

案の定、隣席に遠慮しまくった結果、トイレにも立てず。

ああ、やはりお盆休みのラスト土日。お手洗いが激混み~~。

列に並んでいると、新幹線の到着時刻を知る親戚から連絡が。

トイレの自由だけは許してください…

 

駅から外に出ると、東北とは思えない暑さ。

迎えに来てくれた親戚の車に乗り込むと、

これからまずはお寺さんに行き、さまざまな未払い金を

片付けるという←これは私のせい。

えっと、現金の用意がない大人で申し訳ないんですが…

今日とは聞いておらず…クレジット…は無理ですもんね…

 

驚くのは、お寺さんにも予約とかじゃないんだよね。

飛び込みなのよ。

玄関開いているから、って入っていこうとしたり、

これよ、これ。都会とは違う。

お坊さんは、この後予定があるとかで、短パンにTシャッ姿。

私がお坊さんでこの状態なら居留守を使うけど(笑)。

 

せっかちな叔母が(嫌いじゃない)

お坊さんの長くなりそうな話をササッと切ってくださって

時間短縮&そこそこな大金を立て替えてくれたんですけど…

「この冬までには返します…」とは言ったものの、

ちゃんと手渡しで返しに来ないとなぁ…いかんよなぁ…

今年4回目の帰省を冬にするのか?私。

とかなんとか考える暇もなく、次は私の両親の墓参りに。

ここを今度、終うことになる手続きが今回の帰省目的なのでね。

お墓の山につくと(山全体が墓になっている)にわか雨が。

しかし、暑さがハンパない…

墓参りのベテランの親戚に甘えるに甘えて、

お墓詣りグッズはいつも通りお借りする形に。

前回までなんの役にも立たなかったので反省して、

重い荷物運びぐらいは…と、率先して行いました。

あと、お盆にあげられた花の中から、枯れてしまったお花を

抜いたりして……待って。暑すぎない?…地獄よ???

下向くと汗がダラダラダラダラと垂れてくる。

手に握った線香が湿る勢い。

息も気が付けば「はぁ……はぁ……」

これを、お墓3個分かな?繰り返し。

いま死んだら、お墓入るの楽だよね。

さすがに生では入れないか。でも焼く…自然光で焼けるし…

骨までは無理ね(笑)

もう夏に墓参りする制度を止めるべき時が来た環境じゃない?

墓参り中に熱中症で死んだ人いましたよね。         

 

あと、母方のお墓が気が付いたら、墓じまいされていて

どこに骨を移したのか、そもそも誰が手続きしたのか、

ただ管理費不払いでの撤去なのか、解らず。要確認。

 

でも、先出のお坊さんによると、今年は思いもよらない

お申し出が多かったりするそうですよ。

墓じまいの数もそうだし、檀家がいまのお寺さんが嫌だからと

宗派ごとの乗り換えを求めてきたりとか。

令和を迎えて、というか、平成天皇の人生の終い方…というのか

それらに感化されたりしてるのかなぁ。

 

灼熱の墓参りを終えて、

時間もないので、父方の本家へと急いで即移動。

家にほぼ隣接する本家の墓もお参りして

今日二度目の生死の彷徨い…(笑)。脳が沸騰しそう。

ステーキでいったら、ミディアムレアぐらいになってたと思う。

それに加えて、腐った花の始末とかしていたから、

もう私の体から生ごみの匂いがし出している…

まぁ、それだけ命を懸けて(マジで)綺麗にお参りしたので、

気持ちはよかったですよ。ええ。

 

続いて、やっとこの本日のメインイベント、本家ご挨拶。

お茶貸しかわりにミニトマトとかきゅうりとか出していただいて

食べたい…けど、時間もない…。

新鮮なミニトマトが食べたい…(本家は農家です)

けど、時間もない……(時間のなさはすべて私のせいです)

といった感じに、30分という短い時間で次の場所へ…。

 

最後は、今年亡くなった叔母の初盆参りのため叔母宅に。

ここは叔父が2011年に、叔母が今年亡くなっているため

今、すでに住人がいない状態なんですけど

叔母が残したワンコがいるんですよ…。

それで娘さん(私と同い年・子供あり)が、犬の面倒を見るために

嫁ぎ先の家と実家の二重生活を送っているそう。

 

ずっと、存在は知っていたものの、初対面となるワンコ。

最近犬不足だったから、超嬉しい。

犬と遊ぶのが目的でないのは確かなんだけど、控えめにいって

控えめにいって…可愛い!!!!

 

叔父が亡くなってから、飼われた犬なのは知っているけど

ブリーダーから引き取った可哀そうなワンコらしく、

最初は人間不信で食事もロクにとらず、ガリガリだったそう。

今はね…ムチムチ(笑)。ムチムチミニチュアダックス。

ちょっと撫でてたら、私の目をじっと見つめ返してきて

そのまま「撫でろ」とお腹を見せて寝転んだ……

目を離さないのがすごい。

え?なんか人の魂入り込んでない?ってぐらいに

言葉も理解する。可愛い。可愛すぎる。

さっきの墓場の鉄板焼き状態を忘れるぐらいに可愛い。

 

しかし、刻々とエンディングが近づいてきていて…

 

最終的には、お土産を買う時間もままならず、

新幹線に1分前に飛び乗りましたとさ。

 

後程、書き加え有。

 

※後日談。帰りの新感線車中で目が濁ってきて真っ赤。

自宅につきはしたものの、まっすぐ立っていられず、

壁とお友達…でした(笑)。翌日も寝たきり…。