今期ドラマれびゅー最終章 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

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「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

初大河デビュー!!と言いながら

10話近く放送された今でも

一話も手を付けていません…(笑)

これが「ドラマにおける観ず嫌い」ってところでしょうか。

 

周囲評も含めて断トツで評価がいいのが

「アンナチュラル」

単なる法医学モノであると思えば、その奥の奥に、

大ヒットドラマ「カルテット」でも言われていた

「泣きながらごはん食べたことある人は

生きていける」が通じていのです。

 

ふたつのドラマに共通するのは

子ども時代に不幸を背負った女主人公たちということ。

親がどうしようもないペテン師だったり、

母親を亡くしたあと戸籍を買って生きてきた人だったり

(以上、カルテット)

一家心中の生き残り…

そういう人々が、心の痛みを分かち合える人と出会い

悲しくともごはんを食べて生を営んでいる、というのが

まず第一に良いのです。憧れなのです。

 

ちなみに、アンナチュラルは

「逃げ恥」の脚本家・野木亜紀子さん、

カルテットは、坂元裕二さんの作品です。

 

んで。アンナチュラルに話を戻しますと、

特に7話あたりが秀逸でした。

 

「いじり」という手口で苛められていた少年A、

それを助けたがゆえに苛められる側になった少年B。

ある日、少年Bは自殺する。特殊なトリックを使って

自分たちを苛めた少年たちに罪をなすりつけるつもりで。

ところが、その計画は失敗してしまう。

死んでしまったBの遺体を前に、少年Aは

法医学者に映像越しに問いかけるのです。

死因を当ててみろ、と。(超簡略的に書きました)

 

ああ、詳しくはどこかで見つけてみてください(笑)。

 

結局、法医学の判断としては、

「ナイフによる自殺」なわけですが、

主人公は言うのです。

「法医学的には自殺。

でも私は殺されたんだと思う。

法律では裁けない…いじめという名の、殺人」

 

名台詞だと思いませんか?

こんな悲しく洒落た真実を、

安倍総理とかに絶対言えっこないですよね。

 

ちなみに、前出の坂元作品の今期ドラマ

「anone」も、子供のころに心に傷を抱えた

女の子(広瀬すず)が主人公なんですが、

仲間を得たところまでは良かったんですが、

犯罪に手を染めちゃうんですよね。

そこに共感が持てなかった。

 

あと、意外と良かった…というか

「うわー、100均のわりに便利じゃん」

的な評価として、「トドメの接吻」を挙げておこう。

最終回の最終回まで、パラレルワールドを描いた

ネット配信ドラマは観ていなかったんだけど

これ、観なきゃ終われなくない?って感じで。

うまくネット(Hulu)を利用したドラマだったな、と思いました。

 

「BG」は、テレ朝ってところがなぁー。

キムタクがキムタクすぎるのは毎度のことだけど

もう少し、「カッコ悪い」を身に付けさせてあげてほしい。

ただ、元妻に「瀬名~、南~」の山口智子を配したことは

誉めたいと思う。

 

以上。