スポーツクラブに気になる男性がいた。
…いや、今もいることにはいるんだが
既婚と知って気にしないようにしている。
彼は見た目が非常に若い。
冷静ぶるのが得意な私が
彼の実年齢を聞いた時に
本気で驚きの声をあげたほどだ。
だから、彼にたまにスポーツクラブで
話かけている女性はお母さんだと思ってた。
妻だった。びっくりした。
今もたまに2人でいるところを見かけるが
彼の若さはこうなってくると完全に罪だ。
この夫婦を見ていると「?」と思う。
一言で言えば「結婚ってなにさ?」という
気持ちになる。
独身者としての結婚への夢を
干からびさせてカラカラになったところで
力いらずにサクッ…と粉々にするような
…そんな気持ちにさせられる。
恐妻家 なのか、彼はクラブでは誰とも喋らない。
クラブの外で会うと、私とも結構話してくれる。
妻の監視を気にしてなのか…と思ったら
妻とも、まず、殆ど会話していない。
近くにいても目もあわせない。
帰りに待ち合わせする姿は見たことがあるが
相手の姿を確認した途端、待たないでとっとと歩き出す。
まぁ、家ではラブラブだったりするのかな?と
思いもするんだが、彼は毎日クラブにいる。
休みとなれば朝から晩まで。
時々、妻が夫婦共同で契約していると思われる
ロッカーの中から彼のウェアを入れ替えていく。
にゃー…。
楽しくなさそう。
いや、結婚なんて生活であって
楽しくないものなのかもしれないが
誰かと暮らしていれば…
それが愛する誰かであれば
少しくらい楽しいものなんじゃないのか?
笑顔ひとつ見せない彼。
彼の笑顔はエアロビのクラスでだけ見られる。
あぁ、あれかな?
彼の“餌”の面倒や、衣装を着せてやることが
楽しいって…そういうペット的な…プレイ?かなにか?(笑)
この夫婦だけが特殊なのかなと思えば
どうもそうではないらしい。
このご時世、政略結婚もあるまいし
自分が決めた人と結婚したわけでしょう?
だったらも少しさー。
ラブラブで、とは言わないから
笑って過ごせることが起こってもよくねぇ?
あぁ、これは「独身者の戯言だよ…」で
片付けられちゃう理想なのかなぁ。