気になれば気になる | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。


私が子供の頃、
我が家の銀行印は
水晶で出来たものだった。

なんでそんな細かいことを
覚えているかといえば
すでに母を亡くして
その後、東京に出てきた私の
生活預金口座がその印鑑の
口座になったからだ。

水晶で10数年も使えば
多少のところ欠けてくる。
それを東京で私が使っていた。

それから-

いつだったか何でだったか
想い出せないのだけれど
「水晶の印鑑は家をダメにする」
と、どこかで見たか聞いたかした。

我が家の…ダメじゃん!
水晶で、尚且つ欠けてるし!

まぁ、もしかしたら
怪しい印鑑商法だったのかも
しれないんだけど
買わされたきおくはないからヨシとしよう。

その頃には既に、父も亡くなり
死後の色々な手続きのために、
私本人の印鑑登録が必要だということで、
私個人のを初めて作ったので
その水晶印鑑はお役目を果たして
我が家で眠っていたのである。

…そう、印鑑って捨てにくいよね。

でもさ、
こうして持っていたら
使っていないとは言えダメじゃない??

…ということで、本日は
それを納めてきました。神社に。
すいません、変なことを頼んで。

これで三十ン年連れ添った印鑑と
別れてきました。


なんだか、不運なこと起こるたびに
実家の時代から愛用していた品々が
もしかしたらいけないんじゃないかって…
…それで、時々残酷なくらいの掃除をします。

しがみ付くよりはいいのかな?

消せないものはもちろんたくさん
まだまだ心にガッシリとあるし
でもそれも消したいと思う気持ちと
消したら本当に無くなっちゃう…という気持ちと…
私の過去を共有する人はもういないんですもの…
本来は私が守らなきゃいけないもの…?
情が薄いかなぁ…?

思い出を残していれば
それは悲しい思い出ばかり蘇らせる。

なんだったんでしょうね、
今までの私の人生って。

今度ね、久しぶりに田舎に帰るんです。
こんな気持ちで生活している人間が
田舎に帰るって、どんな気持ちだか判りますか?

何も悪いことしてないはずなのに…
自分の生まれ故郷なのに…

泣かずにはいられないんですよ。


……


あ~あ、嵐コンの遠征ついでにでも
帰郷すればよかったかな!ぼー
(そんなオチ…)