先輩から貸し出しされているDVDシリーズの中でも
比較的、私も知る俳優さんが多く出ているドラマです。
ルール通りに愛して!
법대로 사랑하라
演出 : イ・ウンジン
脚本 : イム・ウィジョン
原作: ネイバーWeb小説 ノ・スンア「법대로 사랑하라」
2022年 9月5日から10月25日放送。
全16話+スペシャル1部作
KBS2TV
イ・スンギさん、2023年に結婚されましたが、
この作品以降はドラマ出演はないようですね(2025年末現在)
【 あらすじ ストーリー 】
弁護士のユリと元検事のジョンホは17年来の友達。
あることをきっかけに何年もの間、ユリを避ける
ジョンホのせいで疎遠になっていた。
ユリは大手法律事務所で弁護士として働いていたが
仕事を辞め、法律相談のできるカフェを設立。
良い店舗候補を決めたが、そのビルのオーナーが
無職となって屋上に住むジョンホだった。
最初は入居を拒んでいたジョンホだが、細かいルールを
決めてユリに店の出店を許す…
【 各話サブタイトル 】
1話 ローカフェ
2話 17年間 同じ女性を愛する方法
3話 オタ通事故
4話 家族の反対は…足かせ?
5話 キスに関する法的解釈
6話 測り難きは人心
7話 罪と罰
8話 人と人の間には島がある
9話 ウソ ウソ ウソ
10話 華麗なる遺産
11話 最初から君しかいない
12話 恋愛とホラーの狭間で
13話 人生が君を欺いても
14話 幸せな日は必ず訪れる
15話 結ぶ約 縛る束
16話 ルール通りに愛して!
これ以降のキャスト一覧には、
一部ネタバレを含みますのでご注意ください。

【 登場人物 キャスト 】
元検事/ビルオーナー キム・ジョンホ: イ・スンギ
弁護士/ローカフェ店主 キム・ユリ: イ・セヨン
精神保健科院長/ジョンホのいとこ パク・ウジン: キム・ナムヒ
ローカフェのバリスタ ソ・ウンガン: アン・ドング
ローカフェのバイト/法科大学院休学中 ペ・ジュン: キム・ドフン
ハッピースーパー店主 キム・チョンテク: チャン・ヘジン
チョンテクらの友人/パン屋社長 チェ女史: ペク・ヒョンジュ
不動産仲介業者 ファン・クムジャ: キム・ジェファ(友情出演)
WEB小説出版社「努力の賜物」社長/情報屋 キル社長: シン・スンファン
鍵師の息子/金庫泥棒(13話): キム・ジヌ(特別出演)
ジョンホの父/ソウル中央地検長 キム・スンウン: チョン・ノミン
ジョンホの母方祖父/ドハングループ会長
イ・ビョンウク: チョン・グクファン
ドハン建設社長/ビョンオクの婚外子 イ・ピョンウン: チョ・ハンチョル
ジョンホの母/ビョンオクの娘 イ・ヨンジュ: イ・ミスク
ユリとジョンホの友人/ソウルホンサン警察署
女性青少年捜査チーム長 ハン・セヨン: キム・スルギ
ユリとジョンホの友人/セヨンの夫
イタリアンシェフ ト・ジンギ: オ・ドンミン
ジンギの母(15話): キム・ドクジュ
ユリの母 ソン・オクジャ: ファン・ヨンヒ
ユリの亡くなった父 キム・イクファン(6話):
ユリの母の再婚相手: ホ・スンヘン
ユリの弟(義弟): パク・イェチャン 박예찬
ユリが所属していた「ファン&グ」代表 ファン代表: キム・ウォネ
法務法人「ファン&グ」弁護士(3話): キ・ファン
検察庁/ジョンホの後輩?/係長 チョン・ムンシク: クォン・ダハム
検察庁/特別検査官 シン・ヒス: イ・ウンジュ
検察庁/ジョンホの同僚? 検察官(1話): チャン・テミン
ユリの先輩検察官(14話): キム・ヨンジン
検察庁/ユリの学生時代の元カレ
ペク・ガンマン: オ・ミンソク(特別出演)
近所のシングルマザー/議員秘書/騒音トラブル被害者/セクハラ被害者
チェ・ソンファ: イ・ミニョン(特別出演)
ソンファの娘 イ・スル: アン・セビン 안세빈
≪工場稼働中の死亡事故事件≫
カンウ自動車事件弁護士 メン弁護士(1話): コ・ゴンハン(特別出演)
カンウ自動車NEシステムチーフ(1、16話): キム・ジョンホ
カンウ自動車事件裁判官(1話): ソ・ミョンチャン
カンウ自動車NEシステム社員(1話): ハン・サンチョル
≪ドハンの倉庫火災/ユリの父死亡事件≫
弁護士(1話): イ・ジャリョン
外国人溶接作業労働者/証人 ルーシャン(1話): サザル・マハムド
労働者 イ・ウォング(6話): カン・ハクス
ニュース記者(8話): チン・シウォン
弁護士(9話): イ・スヒョン
刑事(10話): キム・ヨンジェ
≪ブルーマンション騒音事件≫
依頼人/騒音に悩み不眠症 チェ・ソクジュン: チョ・ボクレ(特別出演)
マンションの住人(2-3話): オム・オクラン
マンションの住人(2-3話): イ・ヨンジュ
マンションの住人(3話): チョン・ソイン
マンションの住人(3話): ペ・ソンイル
マンションの住人(3話): イム・ユラン
ユリが話を聞いた建設作業員(2-3話): チョン・チュング
≪子供監禁行方不明事件≫
2人の娘の母 ヤンさん(4話): キム・ランヒ
ヤンさんの娘/スアの妹 ユン・ジア: キム・シハ 김시하
ヤンさんの娘/虐待被害者 ユン・スア: キム・テヨン
母娘を監視していた近所住民 ヨハン(4話): キム・バダ
スアの里親養母(4-5話): イ・シヨン
スアの里親父(4-5話): ヨンジン
刑事(4話): ムン・ギョンチョ
刑事(4話): ソン・ユルウ
新人ソーシャルワーカー(5話): ホン・ルヒョン
ソーシャルワーカー(5話): パク・ジホ
報道記者(5話):
番組討論出演者 リュ・ジンファン議員(5話): ウ・ジョングク
ニュースキャスター パク・ギョンミン(5話): イ・ドンギュ
≪カン・ヨンブン事件≫
家政婦/セクハラ被害者 カン・ヨンブン(5、16話)ク・シヨン
ヨンブンの元雇用主/セクハラ加害者(5話)パク・ジェワン
≪釣り具処分事件≫
父の釣り具を売った中学生 シン・アヨン(6,16話): パク・ユンヨン 박윤영
釣り竿の買い手(6話): イ・スンチョル
≪学校暴力事件≫
学校暴力の被害者/依頼人 キム・ミンギュ: キム・ジョンチョル
学校暴力の加害者/区長の息子 ホン・ジフン: パク・スオ 박수오
学校暴力の加害者 ソン・ジョンソク(6-7話): ユ・ソンミン 유성민
学校暴力の加害者 パク・シウ(6~7話): キム・ゴン
ミンギュの祖母: イ・ヨンイ
ジフンの父 ホン・ソンピル(7話): クァク・ミンソク
ジフンの弁護士(7話): パク・ゴンラク
シウの母(7話): チョ・ジヒョン
シウの父(7話): イム・ジョンミン
≪チュンピョン島ご近所づきあい問題≫
老人 パク・ウォルソン(8話): キム・ヨンオク(特別出演)
ナ・マクライ(8話): キム・ジャヨン
ウォルソンの息子 ヨンジュン(8話): イ・ドンヨン
村長: ソ・ヨンサム
民宿オーナー: チェ・ユンヒ
村の住人(8話): オク・ジュリ
村の住人(8話): ユン・ブジン
村の住人(8話): ホン・ソギョン
≪#metoo セクハラ事件≫
国会議員/セクハラ加害者 チェ・ヨファン: イ・ジェヨン(特別出演)
セクハラ被害者 イ・ギリョン(14話): キム・ボムジュン(特別出演)
議員仲間/ソドン日報社長 クォン・ジェシン(13-14話): パク・キリョン
議員仲間/ソウル南部地検 パク・ジュテ(13-14話): パク・ブゴン
≪宗教詐欺≫
ビットコイン詐欺ムダン マル先生(9話): ハン・ウヨル
ハロー美容室経営者(9話): パク・ジア
≪遺産相続/女性の立場問題≫
相談依頼人 カン・フィヨン: クァク・ジスク
フィヨンの父 カン・ゲヨン(10-11話): パク・ジェヨン
フィヨンの兄(10-11話): イ・ソンイル
フィヨンの兄(10-11話): ク・ボンジン
フィヨンの兄嫁(10-11話): キム・ソンギョン
元家政婦のおばさん(11話): キム・ドクジュ? 김덕주
ドハン建設 社長秘書 ハン・ジュワン: キム・シグォン
ドハン建設役員(3話): キム・ソンヨン
ドハン建設 パク監督(3話): ナ・ホウォン
ドハン建設 最高法務責任者(3話): ソン・フン
ドハン建設 取締役会議長(11話): イム・ヨンスン
ウジンのストーカー/患者 ダヨン: シン・ソユル(特別出演)
ウンガンの亡くなった妹 ソ・ウンビ: シン・ガラム
ランチ接待の議員 ユン・ジュファン(1話): キム・ジョンス
医師(4話): ユ・ヨンボク
女性レポーター(9話): チョン・ユンヒ
懲戒委員会 チョン・マンソク(9話): ソン・チャンホ
懲戒委員会 チェ・ジノ(9話): チャン・ウィドン
ジョンホの見合い相手/テソングループ孫娘 オ・ヘソン(14話): イ・ランソ
刺されたジョンホを手術する医師(16話)パク・ジョンサン
元カノ: パク・ミンソ 박민서
【超個人的感想と記憶メモ】
・イ・スンギ氏は、韓ドラハマり初期にとても好きで
よく見てました。初期あるあるかとも思います(笑)
私はこのドラマを2025年に観たわけですが、この作品の頃は独身で。
2023年に結婚されて、子供も生まれて。問題多しの嫁実家
(結婚前からファンからはこの件で反対されていたそうで)と絶縁
したのが今年の春なんですよね。
なんか明るくちょっと🥔っぽく(笑)好青年だった俳優が
今ではなんか大変そうで…ねぇ。
ラブロマンス作もこれで卒業になるのかなぁ?
・高校時代の友達4人の軸と
ジョンホの所有するビルの周辺住人たちと
ユリが立ち上げた法律相談カフェを巡る人々と
ジョンホ一家の複雑な家庭事情とその犯罪…が
ギュッと詰まっているので、なんか喧しい(笑)
・基本的に事件ごとのオムニバス形式でもあり。
下請け工場の労働環境問題、建築審査の抜け穴で
発生した住宅の騒音トラブル問題、権力者からの
セクハラ(男女ともに)からのMeToo問題、
貧困とドメスティックバイオレンスからの連鎖的児童虐待、
被害児童の個人情報晒し報道問題、セクハラ自己防衛で
傷害逆訴訟、未成年が家財を許可なく中古販売や、
過剰な校内における暴力、傷害、脅迫、恐喝からの報復
大麻問題、ビットコイン詐欺、女性の家庭における差別問題等々。
取り扱う事件はそれなりに面白いし、一案件に対して出演する
俳優さんたちもとても豪華。ゆえに、もっと丁寧に描いても
よかったのでは?と思いました。
・ジョンホは一度観たものは忘れない知能の持ち主で
家は金持ちだし、一度は検察に勤めていたし…だけど
色々とあって、Web小説でとある悪事を晒して暮らしている…
という大まかな初期設定があるんだけど…
Web小説作家、の所の扱いがとても雑で(笑)
もう少し詳しく聞かせてよ!でした。
・韓国ドラマあるあるで、主人公の女の個性が強すぎる。
服装や生い立ちで、正義感強め…と初期キャラ付けが
成立しているのに、ここに「思ったことはなんでもいう」
「キスをしたがる」「好きな相手にすぐ馬乗り」「酔うとヤラかす」
等々、クセが強すぎるんじゃ…。
ユリがいくら正直すぎるとはいえ、後半は性欲Monsterにも
見えてしまうし。
・最初に突然ユリからキスされる、という場面で
ジョンホが唇つきだして体勢からして迎えに行っている件。
多分、素で出ちゃったのかと思う(笑)
・↑上記二つを統括すると、女主人公のキャラづけが濃すぎて
もう一人の主人公であるジョンホと、カフェ店員役だった
アン・ドングさんとキム・ドフンさん。そんで、もう少し
切り込んでくるはずだったような気もする名優キム・ナムヒさんも
ただのユリの付属品にしか見えなかったのがとても残念。
・韓国ドラマあるある。衣装提供の縛りがキツいんだか
女優の売り込み戦略のせいなのか、職業や年齢問わずして
露出高めの派手な洋服着せがち(この作品もだし、
2025年作品のダイナマイトキスも、スカート短すぎる(笑))
・セクハラ被害にあったものの証拠がなく、同じく被害にあった
異性の被害者をなんとか説得。証人を得てホッとしたものの
その仲間ができた心強さは「あなたの傷に癒されてごめんなさい」
と表現されてて、そうだな…#Metoo はそういう意味合いもあるか…
と思ったりして。
・ユリへの腹いせで、何の関係もない田舎の母が拉致され、
冷凍倉庫に監禁。凍死すれすれの危機に巻き込まれた母(意識なし)。
それと同時に、今作のヴィランに腹部を刺されて(意識はある)
救急車で運ばれるジョンホ。
手術後のジョンホの部屋に仲間たちが心配で集まり、ユリも
傍の介添え人のベッドで寝てしまっていて…翌朝意識を取り戻した
ジョンホとイチャイチャ…。って、おいユリ。母の見舞いは?
ジョンホは友達も従妹も揃ってて個室も賑やかだし、そもそも
犯人も身内だけど、完全無関係な所で事件に巻き込まれて、
凍らされた母の面倒は誰がみるのよ!って、ツッコミたくなった。
・結局一人が繰り返しやらかすタイプのヒロインには共感できず。
・日本のKBS(スカパー)放送時点でそうなったのか、元からなのか
わからないんですが、これほど各話に様々な人が出てくるのに
キャストは主立った人しかエンドロールに流れてこない!
そのため、ユリの亡き父やら不明な登場人物がたくさんいて、
消化不良です。スタッフの名前のほうが延々と長かったです。
・セクハラ被害、騒音被害にあったソンファの娘、スルを演じたのは
売れっ子子役のアン・セビンちゃん。「殺し屋たちの店」
「魔法のランプにお願い」「ヒーローではないけれど」
「静かなる海」「智異山」「ファースト・レスポンダーズ」他出演。
・虐待被害者スアを演じたキム・テヨンちゃん。
「アゲイン・マイ・ライフ」ではチャ・ジュヨンの子供時代、
「愛の不時着」ではソン。・イェジンの子供時代、
「おつかれさま」では、IUちゃん(エスン)の子供時代など
多数の作品にも出演しています。
・ユリとジョンホの高校の同級生で友達のセヨンを演じた
キム・スルギちゃん。どやし声がよく通ってて良かった💓
彼女の代表作は「ポンダンポンダン 王様の恋」ですが、
短くってサクッと観れて、オススメの作品です。
ちなみに「応答せよ1994」にも特別出演しています。
「キルミー・ヒールミー」とかも特別出演。特別出演多しな女優。
・今作では、妹を亡くして前科持ちの少し影あるバリスタを演じた
アン・ドングさん
「スイートホーム」ではあのグリーンアパートに住んでたし
(キム・ナムヒさんと元は同じマンションでしたね(違う))
「静かなる海」「生まれ変わってもよろしく」そしてなんといっても
「その年、私たちは」のゆるいマネージャー、ね✨
・今作でのイ・ミスクさんは、良きお母さんでホッとしました。
(参照: 涙の女王)
・20歳なので、子役とは言えなくなりましたが
イケメン少年、パク・スオ。今年春まで、本名のパク・サンフンで
活動されていたとのことです。
2015年の「偉大な物語」でデビュー。その同じ年作品の
「プロデューサー」でキム・スヒョンの子役に。
その後、キム・デミョン、キム・ソンギュン、チョ・ジョンソク、
クォン・サンウ、パク・ソンフン
(え?目がクリクリ系?(笑))
「ブラームスは好きですか」キム・ミンジェ
「地獄が呼んでいる」ユ・アイン
「明日」イ・スヒョク
「還魂」イ・ジェウク
「エスクワイア」 イ・ジヌク
と、出演作が続いています。イケメンだけのキャラじゃなくて
今作みたいな💩役までこなす期待の若手です。
・こちらのドラマイメージ画像はカフェを背景にして、
ジャージ姿で女性主人公が強い感じで、
様々な依頼書の書類が飛ぶこんな感じなのに。

日本に持ってこられると、
もう…(溜息)

いやいや…こんなシーンないし。
そんな穏やかに茶入れるというか、愛して基調じゃないんよ。
ローカフェという題材は面白かったです。
星は
★★★★★★☆☆☆☆