デミス・ルソスとレイモン・ペイネとエンニオ・モリコーネ | JINの日記『黄昏見聞録』

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キャンプ・カヤック・BBQ・スキーなどのアウトドア。声楽や吹奏楽・合唱などの音楽活動。オペラやコンサートの鑑賞。園芸や薪ストーブ。教育などの話題を徒然なるままに綴っていきたいと思います。

 

今日は思い出深い、おそらくこのブログの読者さんは誰も知らないであろうデミス・ルソスについて語ろう。

 

 

フランスの画家で、レイモン・ペイネという方がいた。

「恋人たち」というテーマで、ひたすら二人の愛の変容について書き続けた画家さん。

この画家の描いた世界観をアニメ映画化したものが70年代に作られている。

この映画のテーマ曲を作曲したのが、数々の映画音楽を作曲したエンニオ・モリコーネ

そして、この映画の最後に流れる曲が「a flower's all you need」で、歌っているのがデミス・ルソスというギリシャ生まれの歌手なのだ。

まず、エンニオ・モリコーネの人の心をくすぐるメロディー

そして、デミス・ルソスの超ハイトーンがそれを彩る。

映画以上に私はこの歌に引きつけられた。

で、映画のサントラを買ったのだが、なんとこの曲が収録されてないのだ。

興味を持ったのが2005年くらいだから、まだスマホがない時代。

ユーチューブもないし、Wikipediaも今みたいに使ってないし、もちろんサブスクもない。

で、パソコンのインターネットで情報を集めた結果、この歌手の存在を知り、この歌声をCDで聴きたいと願った。

ところが、そもそもCD自体が廃盤らしい。

アマゾンもあったのか記憶が曖昧だ。

そこで中古市場を色々漁って、ようやく手に入れることが出来た。

これをCDで改めて聴けた時、なんとなくの達成感と、あ、これは自分にとって特別な曲になるな、という期待感だった。

当時は妻との関係も良好そのもの。

軽井沢にある軽井沢タリアセンという公演に「ペイネ美術館」がある。

ここはとても素敵なロケーションで、池があってボートも漕げたりする。

妻とのデートで最も印象に残っているのが、ここだった。

美術館は毎回行くたびに展示が変わっているので、飽きない。

そもそも、この建物がいい感じにひなびていて、雰囲気が良い。

ガラスに覆われたテラスにソファがあって、ここでうたた寝してしまったくらい、気持ちいい空間なのだ。

 

 

時たま聴きたくなる懐かしい響き

今日はデミス・ルソスについて語りました。

↑最後まで読んだら是非聞いてみてください。