Thank God, It's Blooomin'‼️🪴
まいど、ATSUSHIです😽
参院選を前に、
自民党がこんな投稿を。
https://x.com/jimin_koho/status/1944210153127260507?s=46
外国人の運転免許取得要件を
厳格化しよう
というもの。
そもそも、なぜ今のような
簡易な制度になっていたんでしょうか…?
・問題数が10問
・20ヶ国語に対応
・住所はホテルでok
まったくもってマヌケとしか言いようがない
この制度。
逆になぜ今まで問題にならなかったのか?
・これまで事故が少なかった?
・最近できた制度?
・最近悪用され始めた?
はて。
一部では、
自民党が自分たちで制度を作っておいて
今更何を言ってるんだと
怒りの声が噴出してますが
自民党が作ったんでしょうか??
まぁ政権期間が長いですから
その可能性が高いと言えば高い。
ということで、
今日は少しばかり外免制度についての記事です。
犯人探しはしません。
◆現状
運転免許といえば
我々も20-30万円くらいだして
教習所に何度も通い、
実車と教習の二項目に課せられたプログラムを
たんたんとこなし
中間と最終の試験を受けて
ようやく取得できるものですよね。
人によっては
教員に罵倒されながら、暴力を受けながら
取得した人もいるでしょう😹
わりと大変です。
そりゃ、
一歩間違えれば人の命が失われるわけですからね
ある程度めんどくさくしておくのは
当然かと思いますね🚗
その後も、数年おきに
更新手続きのために免許センターを訪れ
半日かけて
なんとも公務員的なアレを
体験する必要があります。
海外の方はどうか?
まぁ、普通の日本人は知らないですよね。
日本人ですから、
他を気にする必要もないですからね。
あるいは、
当然同等の、もしくはそれ以上のハードルがある
そう考えている人が大半じゃないですかね?
自分が海外の免許を取ること考えたら
言語の壁を含めても
そんなに容易でないことは
想像してしまいますよね。
さて、外国の方が日本で車を運転するには
3つの方法があります。
①国際免許を取得する。
自国の免許と合わせて取得する必要がありますが
国際免許を取得すれば
運転できます。
この国際免許はジュネーブ条約加盟国に
限られるので
非加盟国では取得できず
その効力も1年間と限定的です。
ちなみに、ジュネーブ条約の非加盟国としては
中国や北朝鮮などの東アジア
アフリカの大半の国
中南米のいくつかの国が該当します。
②日本の運転免許を取得する
これがわりとど真ん中のやり方ですね。
日本人と同じやり方で
ゼロからやる。
僕なんかは原則これでいいと思いますけどね。
救済措置として①があってもいいとは
思いますが。
やはり、言語だけではなく
日本には日本の感覚がありますから。
同じ車といえども
教習所で醸成されている運転に関する
空気感が日本の交通安全に寄与してると思います。
まぁ、①②は
特に問題がなさそうですよね。
国際免許の取得がどれくらいの難易度か
というのはあるものの、
条約という篩が用意されてます。
③外国の運転免許を日本の免許に切り替える
これがまさに
昨今問題になってるやつですね。
自国の免許を持って
日本の免許センターで試験を受けると
日本の免許に切り替えることができる。
日本の免許はありがたいことに
国際的な信用度が高いそうですね
こんなまとめサイトありました
わざわざ海外から来て
日本の免許に切り替えるのは
非常にメリットがあるという。
さて、その試験がとても簡単な上に
住所の記載もホテルでいい
なんてことになってると。。。
◆外面切替制度
1933年に導入された制度で
もともとは
海外に住んだ日本人が帰国した際に使う制度
として設計されたようです。
日本人が日本で暮らすために便利な制度
それだけなら
特に問題もなかったのでしょうが
世の中は変化して、
今や短期滞在の外国人の取得が増えてると。
33年から60年を経て、
93年の道路交通法改正の際に
10問の知識試験が導入されたようです。
まさによく批判される簡単な試験
というやつですね。
ちなみに、外面切替には
知識試験だけでなく実技試験もあって
それぞれ合格率が
91%、29%だそうです。(2024年)
実技で落ちる人が
そこそこいる。
とはいえ、実技を何度かトライして
そつなくこなせば受かってしまう。
一般論として
パイが増えればエラー率も自ずと上がります。
◆93年改正以降
ポイントはこのあたりなのか?
当時の改正の趣旨は、
特定の国地域の免許を持つ者に対して
・実技試験の免除
・知識試験10問のみ
という簡便化を図るものだったようです。
対象となったのは
アメリカ、イギリスなど
90年代に外国企業が進出してきたり
グローバル化が進む中で
国内外からの圧力が生じるのは
想像に難くないですね。
また、当時の流れとして
行政の合理化、簡便化という
行政改革がもてはやされていたということも
あるかもしれませんね。
さて、どうにもここからが怪しいのですが
・特定の国、地域に関する判断がその後、
柔軟に拡大しているのではないか?
実際、この国の判断は
国際免許の前提となる
ジュネーブ条約加盟国とは
無関係に
日本との関係性など
個別に総合判断でなされるようです
例えば福岡県警のHPには
知識試験と実技試験の免除対象の国が
列挙されてます。
韓国、台湾、スイス、ドイツ
ベルギー、フランス、モナコなどは
非加盟国です。
運転免許証というのは
免許センターに行けばなんとなくお察しですが
所管は国交省ではなく
警察庁です。
この元となるリストは
警察庁が作成して、
現場に配布されるようですね。
時代によって変化していくのはいいですが、
往々にして
開けた蛇口は閉めれない
なんてことがありますから
慎重にやって欲しいものですよね。
そして、もう一点
・住所の問題
外面切替には住民票その他の書類の提出が
義務付けられてはいますが
・実態の確認
・書類不備の対応
に関しては、
現場裁量で対応してしまってる可能性がある
まさにその結果
ホテル住まいの人が免許を取れてしまってるわけで。
現場というのは
我々が想像している以上に
カオスな状況だったりします
どれだけ思考実験をしても
さらにその外側をいくハズレ値のようなケースも。
とはいえ、
ややもすれば人命に関わる運転免許
なるべく厳格に運用していただきたいものです。
以上!!!!
今日も安全運転でいこう!
笑
◆おしまい
楽天ルーム
最後まで読んでいただき
ありがとうございました‼️‼️‼️
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