春も終わりを向かえた、ある日。

夜中の3時に、RAG FAIRの楽曲デモ制作を、

黙々と、そして、こそこそと家で進めていたときのこと。


作業が行き詰まるたびに、

すこし形が出来上がるたびに、

どんどん膨らんできた思い。


「あぁ、もっとデカイ音で、デカイ声で作業がしたい、

この先音楽を続ける上で、このままここに居ていいものか…。」むっ


この家で出せる音には限界がある。

ほとんどの仕事のスタートは自宅なのに、

今のままでいいのか?


悩んだ結果、10日後には、

別の作業に夢中の自分がいた。


さすがですね、

正解者多数でした。

答えは、


「引っ越しました」クラッカー


生活する上では、前の家の方がずっと快適だろう。

広さ、新しさ、周辺の街の便利さ、etc.…。


狭く、古く、周りに何もない所へ引っ越した理由はただ一つ。

音が出せること。


少し前の記事を見ると、引っ越しに絡んだことだらけ。


前の家が本当に好きだったので、

換気扇からトイレにいたるまで分解して掃除をし、

(何なら「ありがとう」と心でつぶやきながら)しょぼん

引っ越しとともに、2年も部屋の中に置きっぱなしだった「チャーリー」を地上に降ろし、

持っていっても置き場のないものは、「侵入者」に引き取り処分を依頼し、

「よち」で(笑)今まで役に立たなかった、収納道具や小物を再び引っぱりだし、

そして、東海ラジオに置いておいた電子ピアノも回収した。


本当は実家のアップライトピアノを運びたかったが、

どうやっても部屋まで運び込めなそうだったので断念。

今までパソコンを起動しないと音が出ない、という環境だったのに比べ、

やっぱり、思いついた時にすぐ音が出せるのは素晴らしい。



「初めは人が環境をつくり、後に環境が人をつくる」

という話があるが、

この新しい環境は、どんな自分をつくるのだろう。

とりあえず、仕事はしやすくなった。

(普通の生活はしにくくなった?)

新しい環境は、新しい発想も生んでくれる。



…はずだ。


ただ、まだこの家で全然くつろげていない。

最初は、落ち着く場所を探して、壁際で体育座り。

ちょっとましになったものの、まだまだ友達の家感覚。目

おかげで、みょーにきれいな状態をキープ。(ラッキー?)

それに、この家は変わっている。

とても。

日光直撃の窓にカーテンが付けられないようにしてあったり…。

とか、たくさん。

まぁ、そのぶん愛着は湧きそうだ。

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*昨日のうちに記事をアップしたつもりが、
何やら表示がおかしかったので、いったん削除しました。
遅くなりまして申し訳ないです。
自分でもわざと引っ張ってるみたいで、気持ち悪かったです。

そして、ものすごい速さでコメントしてくれた方、本当にごめんなさい。

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防音の壁が学校の音楽室みたいなので、

「スタジオ 音楽室」と名付けてみた。


音楽室


さぁこれからまた、

新しい部屋で、

新しい発想を形にしていくことにしよう。




ただ、まだビビってるので、そんなに大きな音を出してはいない…