釣行記:2021年11月17日(水) 落し込み釣り | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。

中潮 月齢12.2 晴時々曇り 日出 06:47

北西風 2m 波0.7m
温泉津漁港 6:30出船 13:00納竿 
釣座 左舷船首
 

先日お世話になった釣り船に再度乗船した。

友人と3人チャーターで気兼ねのない釣りだ。

この日は、落し込み未経験の友人と隣り合い、当方自作の仕掛けを使ってもらう。

 

釣り場は水深50m程度と聞いていたので、今回は手巻きリール(シマノ :トリウム1500HG、2000PG)で挑戦することにした。

浅ければオモリを軽くでき巻き上げ距離も短く手巻きでいける。

上げ下げの多い落し込み釣りは、電動リール一択との考えもあるだろう。確かに電動は楽で良い。しかし、手巻きは魚とのやり取りが楽しく、同船者に迷惑をかけないシチュエーションならできるだけ手巻きリールでいきたい。

 

朝一番、ひと流し一投目で中型のヒラマサがかかり幸先良いスタート

しかし、その後はイワシは付いてもなかなか本命が食いつかない。

鰤やメジをポツリポツリ追加しつつ時間が過ぎる。

 

そのうち、イワシの付きも悪くなり、船長も緩い潮に操船を苦労していた。この船は、魚探のみソナー無しなので、船長の経験と勘でイワシの群れを追っていく。

 

隣の友人は、極端な胴調子の柔らかいロッドで、慣れない落し込み釣りに苦戦している様子。

 

餌のイワシが付かないと始まらない釣りなので、イワシが付いていなければ仕掛けを何度でも落下させるようアドバイスするのだが、どうもピンと来ていない。こちらと同じ仕掛け、同じオモリを使っているのになかなかイワシを掛けられない。

 

なぜだろうと思ったが、結局理由はよくわからなかった。

単純に落下させる回数が少なく、探る範囲が狭いのだろう。

何度も促したのだが・・・笑い泣き

 

そうした彼も終盤になってやっとコツをつかんだのか、念願のヒラマサを釣り上げて全員が安堵。

船長「これでやっと帰れる照れ

 

自作仕掛けについて

今回、16号ハリスを2度飛ばされて悔しい思いをした。

 

1度は、背に潜られてウンともスンとも言わなくなったとき。かかり方から大物の手応えで、ドラグ7kgを目いっぱい締め込んでいたのに、あっというまにズルズル出されてしまった。大げさでなくスプールに当てた左親指が火傷する勢い。

船長から時間かけても良いと声をかけてもらい粘ったが、あえなくラインブレーク。

最後にはブレークしたが、相当負荷がかかったはずで、これは期待通りの強度だったと思う。

 

もう1度は、これも相当な手応えで船べりまで上げたが、肝心の取り込み時に跳ねられてブレーク。玉網を出した船長が、わしがビックリさせたのが拙かったな~と言っていた。優しい船長だ。

逃した魚は大きいというが、手ごたえも見た目もメーター級のヒラマサだった。こちらは、強度に自信をもって強引なやり取りをしたのが裏目に出たと思う。期待からすると強度不足と感じた。

 

両方ともイワシの付きが悪かった時間帯だったので20号ハリスを16号にチェンジしリールも小型の1500番(ドラグ7kg)にしたタイミング。

悔やんでも仕方ない。

 

久しぶりヒラメ!

本日のハイライトは2年ぶりに釣り上げたヒラメ

不調の青物を吹っ飛ばすうれしい逆転打だった。

 

 

仕掛:ハリス16号20号 , 鈎 イサキ11号,キツネ12号×5本

ベイト:ウルメイワシ12~18㎝

 

釣果:

ヒラメ 1 65㎝ 3.1kg

ヒラマサ 2 60~70㎝

鰤 1 85㎝ 6.5kg

メジ 3

おまけでベイトのウルメイワシを20匹以上持って帰った。

脂乗りはイマイチだったので、刺身はやめてムニエルにしたらあっという間に家族の胃袋に消えていった。釣り当日の我が家の食卓はイワシのみ。大型魚はご近所行き又は3~4日熟成だ。