針飛び(ライン切れ)について | クラゲ日誌(沖釣り備忘録)

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日本海島根県西部(石見地方)、瀬戸内海(周防大島~芸予諸島)で遊漁船に乗ってます。
タックル・自作仕掛けの紹介などしていきます。

計測器を使って、針結びの強度実験を数百回は繰り返した。

 

 

これまでBlog記事にした実験結果はその一部で、最も安定して高い強度が得られると思った結束方法・手順を決め、回数を限って計測した結果である。

実釣を念頭に、ぶっつけの集計なので、思いのほか低く出たものや高強度の数値が交じり合っている。

 

引き切る実験を繰り返す中で、様々な発見があった。

 

同じ銘柄の針・ラインで結束しても、強度には相当バラつきがある。

 

結束方法の違い(本結び・外掛け結びなど)が、強度の差の一番大きな要因であることは間違いない。

 

また、同じ結束方法でも、強度は一様ではなく、

 

・巻き数

・ラインの重ね方

・増し締めの力の入れ具合

 

などで、強度には相当差がつく。

 

さらに、針をまったく同じように結束した「つもり」でも、強度の計測結果にはバラつきが見られた。実験結果報告には相当なバラつきが見られるだろう。

 

実釣を考えると、バラつきは小さいに越したことは無い。

高強度なぶんは問題ないが、ターゲットに合わせて選んだタックルで千載一遇の大物の針掛かりに、偶々弱い結びが当たったのでは泣くに泣けない。

 

今後、下振れの少ない安定した針結びの方法を探っていきたい。