皆様、こんにちは!

レースゲージ開発者の「た〜じ〜」です。

 

こちらのブログは、レースゲージアライメントテスターを導入頂きました企業様への

フィッティングチェックシステムのご紹介を致します。

 

 

レースゲージアライメントテスターは、輪荷重測定目的のダミーホイールとして、

アライメント測定用のダミーホイールとして、この二つの機能を持たせております。

 

輪荷重測定には、二つもポイントがあります。

一つ目は、ハブ中心軸から地面までの距離の精度です。

レースゲージはホイルナットのテーパー座面によりセンター出しをしています。

二つ目は、ステアリングなどの直進状態の整列確認です。

タイヤの角度が直進状態でなければ、キャスター角などの介入により車高が変化し、

正確な輪荷重が測定できません。

 

次に、アライメント測定用のダミーホイールについてです。

アライメントはキャンバー角、トー角、キャスター角などのように、角度を測定します。

すなわち、ダミーホイール本体の精度が求められます。

これは、工業系では一般的な寸法精度と幾何公差の話です。

 

輪荷重測定用の精度はそれほど高くなくても問題ありませんが、

アライメント測定用のダミーホイールはセンサー治具としての役割を担うため、

単体とアッセンブリ精度の要求度が全く異なります。

 

ゆえに、見た目が同じようなものでも、製品単価が大きく異なるのは、工業系の方なら

理解いただけるかと思います。

 

このように、レースゲージのダミーホイールは精度管理を行い製作するため、製作後の

仕様変更には、労力が伴います。

 

そのため、フィッティングチェック用のダミーホイールを製作し製作前の確認を

行っていただいております。(一般的な日本車用は除く)

 

今回、フィッティングチェックを行って頂きましたBMWの整備を

専門に行っておられるミスノテクニカルサービス様(神戸市垂水区)

 

 

アライメントテスター導入後にも、車両のフィッティングチェックにもご活用いただけるため、

SUS材にて製作しております。

 

 

レースゲージは皆様の問題、悩みを解決するために、日々開発を行っております。

整備工場の経験、チューニングショップの経験、レーシングドライバーとしての経験など

様々な経験と知識を持って、長く愛用していただける機器を目指しております。

 

レースゲージが皆様のお役に立てれば光栄です。

 

 

 

今後、使用方法などは動画にて限定公開出来る準備を進めております。