4輪アライメントテスターの導入において、テスター以外の機器も必要になります。
アライメントリフト、アライメントスタンド、定盤など、シチュエーションに合わせた、
予算に合わせた選定が必要です。
レースゲージ製ダミーホイール式アライメントテスターを活用例を紹介します。
アライメントリフトの活用例(画像 千葉県MCR様活用例)
アライメントリフトは整備用リフトとしても活用が可能です。
このような場合、事前にアライメントリフトを保有していると
追加設備の費用が抑えられます。
アライメントリフトは、4本のレベリングバーを出し、4輪の水平レベルを一定レベルに保ちます。
もし、アライメントリフトとしての機能がないドライブオンリフトの場合、再下点(地面に接地)したときの
水平レベル(4輪位置)を合わせることで、アライメントリフトと同様の使い方も可能です。
(アルミ定規などと角度計があれば、4輪の水平チェックが出来ます。)
アライメントスタンドの活用例(画像 岡山県サンラインレーシング様)
アライメントスタンドは、2柱式リフトなどと併用することで、必要に応じて
移動式水平台を活用する方法です。
こちらのショップ様は地面に水平土間(鉄板)を埋め込み済みなので、
車ごとに異なるホイルベース、トレッドにおいても安定した作業が可能です。
アライメント定盤の活用例(サーキットなどでの活用例)
サーキットに限らず、工場内などで場所を選ばず、アライメント作業が可能です。
定盤の水平レベル作業が加わりますが、大掛かりな設備投資なく、
高精度なアライメント作業が可能です。
ご希望に応じた定盤の製作、販売も承っております。
レースゲージ製 高精度定盤は表面をフライス切削し、平面度を0.1mm以下に抑えています。
裏の肉抜きをし、持ち運びによる負担を軽減しています。
レースゲージアライメントテスターについて。
レースゲージの名前の由来は、レースにおける繊細なアライメント精度、すなわち
高精度の再現性を有している証からネーミングされています。
一般の整備工場のアライメント作業も古くは±?ミリというように、範囲が大きなものでした。
しかしながら、純正タイヤが18インチ、19インチが一般的になり、車体剛性が上がり、
ミリ単位の調整では、タイヤの偏摩耗、直進安定性が担保できなくなってきました。
そこで、高精度なアライメントテスターが世の中的に普及していますが、測定するテスター毎に
測定数値が変わったり、表示値に対して数値の再現性が乏しい(精度が安定しない)ことが分かってきました。
その理由は、タイヤ(ホイル)の振れを補正するランナウト補正です。
ダミーホイール式のメリットは、タイヤ(ホイル)のランナウト補正を必要としない点です。
レースゲージのダミーホイールはアライメント測定に対応した精度で製作をしています。
市販車は、レース車両ほど組み立て精度が高くないため、測定器の精度が悪い場合、
誤差が大きくなり、再現性も乏しくなります。
現代の車の場合、トー角の5分、10分(5分は、0.08度=5/60度)の違いが運転者に分かるようになりました。
測定器の部品精度、再現性を妨げる原因となるランナウト補正を排除したアライメントテスターが、
レースゲージのアライメントテスターです。
レース用という観点ではなく、レースの世界で通用する再現性を有したアライメントテスターとして
とらえて頂ければ、その効果、効能が分かりやすくなると思います。
ジオメトリー検査から一般のアライメントまで行える、新時代のアライメントテスターです。
使用方法は、外部サイトですが、
https://revspeed.jp/2024/03/