こんにちは。

こちらは雲が少し多めでしたが、また暑い一日でした。

最高気温は昨日とほぼ同じ28℃前後だったのではないかと。

急な雨の可能性もあり、洗濯物を外干するのはちょっと勇気がいりましたが、いまのところは大丈夫です。

 

さて、海外を旅していて、時々不思議に感じることがあります。

 

それは何かというと、イギリスやイギリスのかつての植民地、アメリカを含む南北アメリカの一部の食事があまり美味しくないということ。

 

欧米といっても、フランス、スペイン、イタリアなどラテン系は美味しく、イギリスやドイツ、北欧は総じてイマイチ。

もちろん例外はあります。

 

でも、これって何故なんだろう?とこれまでも何度か自分なりに考えてきました。

当たっているかどうか。。。。わかりませんが、その結論めいたもの、仮説について以下お話します。

 

まずは、「イギリス人やアメリカ人は味に鈍感なのか?!」ということについて。

 

もう30年も前のことなので、その後変わってしまった可能性はありますが、たぶんあまり変わっていないだろうと思うこと。

 

少し意外かもしれませんが、ロンドンをはじめ、イギリスには日本のような定食屋さんがありません。

その代わりになるのが・・・・実は「パブ」なんです。

えぇ?パブ?・・・パブって飲み屋さんでは?と思ってしまいますが、昼間は実はお酒はあまり出さず、定食が食べられます。

 

 

 

 


 

 

そして、このパブではかなり美味しい定食が食べられます。

食べられるというより、食べられることがある、と言った方が正確かも。

 

まだ若い頃、イギリスで半年暮らしてわかったのは、イギリスの人達は、自分たちの美味しいパブを大切にしていて、他の人になるべく秘密にしている、ということでした。

それをいかに聞き出すか?。。。。それが一番問題なのでした。

 

それをうまく聞き出して、そのパブに食べに行くと。。。。驚くほど美味しい! ラブラブ

 

まだ若い頃、ロンドンとオックスフォードの中間の小さな町にいたのですが。。。

この方式で聞き出したパブが驚くほど美味しかったことか。

それはちょっと意外だったりしますが、イギリス料理ではなく、ラザーニアが美味しいパブだったりしましたが。

 

 

 

 

 

 

事前に何の情報もなく、ロンドンなどを歩いていて、ちょっと見かけたパブに入ると、美味しかった試しはありませんでした。

イタリア料理だったらいいかと、入ってみたところ、麺がクタクタに茹でられていて柔らかく、これは別の食べ物でした。

 

かろうじて美味しかったのは、中華料理とインド料理。

これはハズレの幅が非常に狭く、困ったらこの2つの種類の料理屋に入りました。

 

それも見つからなかったりした時は、フィッシュアンドチップスかマクドナルド。ウインク

トイレを借りたりするのにも、マクドナルドはよく利用しましたが、それは日本で食べるのとそれほど変わりませんでした。

 

ラテン系の食事が美味しく、ゲルマン系がイマイチなのはなぜなのか?

それは、もしかしたら背景にある倫理観とか宗教観の違いなのかもしれないと思います。

同じキリスト教でも、カソリックは現世で楽しむことを肯定するのに対して、プロテスタントは楽しむことを良しとしない。

どちらかというと、プロテスタントは、生命を維持するために食べられれば味はどうでも良いとする立場ではないかと。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが。。。。

 

アメリカで経験した食事のことを書いた記事がありましたので、リブログしますね。

 

恥ずかしながら。。。。この国の食事事情 | ラフ ☆ のブログ (ameblo.jp)

 

こちらは、アメリカはアメリカでもテキサス州に行った時の記事。

美味しいステーキを食べました。

良かったらご覧ください。

 

 

アメリカは州によってもだいぶ食事事情は違っているようでした。

 

さて、イギリスのパブに戻って。

 

もう一つ驚いたのは。。。。イギリスでは夜はパブでビールを飲んだりしたのですが。。。

日本と同じ、いわゆるラガービールという色の淡いビールは、どちらかというと女性が飲むもの。

 

 

 

 

 

 

男性は何を飲むかというと、ビターと呼ばれる、色が濃く、泡が出ないで常温で飲むビールでした。

これがその町々で違っていて。。。。このビターを飲むことが多かったことでした。

ビターの方がアルコール分も高いとこれまで思っていたのですが、調べてみるとラガーとそれほど変わらず5%前後のようです。

 

 

 

 

これ、黒ビールとかではないんです。

でも、色が濃くて、泡がほとんどない。。。。

 

 

 

 

 

ラガーでも、泡がやたら多い一杯がありますよね?

それを規制する法律があるようで。。。。グラスに線が引かれていて、それ以上泡が占めてはいけないようでした。

これって面白いですよね?

日本だと7:3がちょうどいいなんて言われますが、イギリスでは泡が多いと損ということでした。

これはなんとなくわかります。

 

 

 

 

ということで、今日はイギリス人やアメリカ人は味に関して鈍感なのか?ということについて考えてみました。

 

今日はフランスのミュージカル映画「ロシュフォールの恋人」から、何曲かいかがでしょうか?

これはミシェルルグランの作曲。

どこかで聴いたような曲がたくさん入っています。

 

月曜日までは暑そうですね。。。。

その後は天気が崩れて涼しくなりそう。

本格的な秋が待たれます。

なにはともあれ、お互いそれなりに良い2021年秋を過ごしていきましょう。