美味しい鮎づくしを堪能した後、日置川町市街へ戻る途中寄ったところが、備長炭の炭焼き場である。
ウバメガシや青樫をはじめとする樫全体を炭にしたものだけを備長炭と呼ぶそうだ。中でもナナカマドは極上品だとか。そのため常に山から切り出した樫の材料を備蓄している。
備長炭とは、江戸時代に紀伊国田辺で炭を販売していた備中屋長左衛門という人の名を取って付けられたという。
窯に入れてから一週間から十日じっくりと焼き、その後白い灰をかけると備長炭独特の白炭が出来る。
炭焼きの玉田又次さんは、大正15年生まれで御歳84歳になるというが、今だバリバリの現役である。
まさに炭焼き名人にふさわしいキャリアと技術の持ち主である。




