◆「茨城県境町の商店主が今、動き出した!」
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茨城県境町は、人口27,052人、世帯数7,949世帯の
関東平野のほぼ中央、首都50km圏内にあり
茨城県の西南部、首都水戸市まで約70kmに位置している
比較的温暖で水田や畑の多い農業の盛んな町である。
町の西南部を利根川が流れ、
その利根川をはさんで千葉県に面しており、
隣接周辺には、岩井市、猿島町、三和町、総和町、五霞町、
そして千葉県の野田市などがあるのどかな町である。
境町は歴史も古く、古来より善きにつけ悪しきにつけ、
水と深い関わりを持って時を刻んできたという。
特に江戸時代には、利根川や鬼怒川、江戸川等を
利用した水運の拠点のひとつである「境河岸」が形成され、
町に繁栄をもたらしてきた。
その多くの利益や情報・文化をもたらしてきた利根川は、
別名“板東太郎”の名としても有名である。
こののどかな町で、いま密かな“異変”が起きようとしている。
それは個人商店主たちが自分たちの町と自分の店を
「もう一度再生していこう!」と動き出したのである。
きっかけは昨年の6月にさかのぼる。
3年ぶりに訪れた境町商工会の芝田経営指導員に、
現在私が進めている
「山梨県敷島町の一店逸品活動」の話から端を発した。
当時、境町商工会の商業部会では、
現状の個人商店の売上不振に対する打開策を
模索していた時期だった。
芝田さんは、現在の敷島町の一店逸品活動に対して、
大変興味を持ち私の話を聞いてくれたものだった。
実はそれからが早かった。
今に思えば、そのフットワークの良さには
いささか驚かされている。
10月には商業部会長さんと芝田さんが2人で
敷島町商工会を訪れ現地踏査を行ない、
2月には現地、敷島町商工会より
加賀美経営指導員を講師に招き
「一店逸品に関する講習会」を開いていたのである。
それから暫く時がたった今年の6月のある日である。
机に向かってパソコンを叩いていた私の元に
1本の電話が鳴った。
相手は境町の芝田さんだった。聞けば、
「これから境町で一店逸品活動をスタートしたいので
相談に乗って欲しい」とのことだった。
私が敷島町の一店逸品活動の話をしてから
丁度1年が経っていた。
正直、自分でも境町商工会で
その話をしたことすら忘れていた。
それだけに覚えていてくれた芝田さんには
感激したものである。
さらに感激したのは、昨年私の話を聞いた後、
すぐに動き出していたという事実である。
“これは本気だ!”と実感した。
しかしお互いの仕事のスケジュールが合わず、
7月4日の日曜日午後に最初の打合せに
境町を訪問する約束で電話を切った。
それから数日が経過し打合せ当日となった。
打合せ当日は休日ということもあり、
お互いに私服で和やかな雰囲気での打合せとなった。
いろいろと今後の進め方や予算計画やらの話を
2時間ほど行ない、4時頃に境町商工会を後にした。
---次号へ続く---