紫 世界とはまた違ったリズムで 胸を打つ窮屈さが止まらない 耳を塞ぐ僕だけに聞こえる 流れ込む声と生み出される声 青ざめた多くの景色を乗せて 僕の体中に流れ渡るよ 一歩踏み出してしまえば 今の想いも過去の記憶も ひとつにつながるかな 不条理に憤った負の感情が 僕の体中を駆け巡るよ いっそ飛び降りてしまえば 夢と現実も弱音も強気も グチャグチャに混ざるかな 底辺のキャンバスに最期に描き殴る 赤と青が混ざる紫