梵 そよぎ。風が通り過ぎる時 気付き損ねていたモノを教えてくれる 知らずにいた方が良かったモノや 知らないフリをしていたモノも 新しく浮かぶ選択肢は 新しく呼び覚ました感情が作るもの ひた隠しにしてきた本音よりも さらに欲深い本心だ 通り過ぎる風の 背中しか見れなかった僕が ハッキリと見てしまった表情 それは今の僕のモノなのか これからの僕のモノなのか 今僕が追い越した君が振り返れば 僕の背中に映っているかもしれないね