「幸せかもね」とつぶやいた
あの瞬間からピークアウト
上る角度も 下る角度も
上る時間も 下る時間も
落ちて着いた衝撃もそれぞれなんだから
分かち合えることなんてないんだろうね
今、僕らを取り巻く環境が
一人ひとりをどの方角に飛ばそうかと悩み中
事を終えた後の世界で
「半分が笑い/半分が泣いている」なら
モノを言わない無言の割合は
数えてすらもらえないんだろう
思い出した時にだけ
勝手に過去のように話されるだけなんだろう
勝手にロックダウンした室内から
笑えもしない自由を眺めて今日も嗤うよ